同じ食事メニューを食べても、その時のシチュエーションで美味しいと感じたり、そうでなかったりする。せっかくだから美味しい食事を作り上げたい。
友達のブログやサイトを紹介することを中心にしたページです。また、毎日の生活の中で知り得たお役立ち情報も自分なりにまとめています。常日頃から情報も最新なものを維持できるように更新を続けていますので、ぜひご参考にしてください。

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飯野 太郎(メシノ タロウ)
25歳、会社員、既婚、2児の父
飯野 洋子(メシノ ヨウコ)
太郎の配偶者、25歳、専業主婦、既婚、2児の母
飯野 健一(メシノ ケンイチ)
飯野夫婦の長男、6歳、幼稚園年長
飯野 健二(メシノ ケンジ)
飯野夫婦の次男、3歳、幼稚園年少
テレビの音で、太郎は目が覚めた。子どもたちがリビングでテレビを見ているようだ。この日は日曜日で、太郎も大好きな戦隊シリーズが放送されているのであろう。目を目覚まし時計に向けると午前8時が回っていた。窓から外を見ると青空が広がっている。春と夏が入れ替わる、この季節の空が太郎は大好きであった。
布団からでて太郎がリビングに足を運ぶと、健一と健二が並んでテレビを見ていた。
太郎は、健一と健二に声をかける。
「おはよう。早いな。」
「お父さん、今日は公園で自転車に乗りたい。連れて行ってくれる?」
最近、補助輪なしで自転車に乗れるようになった健一が言った。
「良し、お弁当を買って公園に出掛けよう。」
太郎も公園に出掛けたいと考えていた。公園を散歩することで、日ごろの仕事の疲れをリフレッシュしたかったである。
ワンボックスのトランクに健一と健二の自転車を積み込み、家族4人で家を出発した。お弁当は途中、商店街でおにぎりや惣菜を買った。公園の駐車場でエンジンを止めると、グーと洋子お腹が鳴った。
「やだ、恥ずかしいわ。」
健一も健二も笑っている。
「まずはお昼にしようか。」
太郎はお弁当を食べる場所をどこにしようかと見渡した。
「あそこのベンチにしよう。」
太郎は芝生の広場の端にあるベンチを指差した。ベンチからは広場は一望できそうである。そして、すぐそばの木のおかげで、日陰となっている。紫外線を気にする洋子のことを考えるとベストポジションである。
車のトランクから2台の自転車を降ろすと、さっそく健一と健二はペダルに足をかけて、ベンチに向かった。太郎と洋子も、購入した食事を持って歩き始めた。
太郎と洋子がベンチに到着したとこには、健二が既にペットボトルのスポーツドリンクでのどを潤していた。
「お父さん、遅いよ。早くチョコレートを食べたい。」
「えー、まだご飯を食べてないだろ。お菓子はご飯を食べてからだよ。ほら、どっちのおにぎりがいい?」
梅干入りのおにぎりと、昆布入りのものを持って太郎は聞いた。
「こんぶ。」
昆布入りのおにぎりを受け取った健二は、それに食らいついた。 太郎が健一に目を向けると、サンドイッチをおいしそうに食べている。自分で袋からだしたようだ。年長になると自分のことは、ある程度、自分でできるから、一緒に出掛けていても楽なものである。太郎は、洋子に飲み物とおにぎりを手渡して、ようやく自分の口におにぎりを入れた。
おいしいな−
青空が見渡せる、緑で一杯の公園。こうやって食べるお弁当は最高だなと、太郎は心から思った。