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ステレオ復調技術-11 方形波にしてもパルス波形にしても高調波を持つ波形を用いると53kHz以上の不要の成分が可聴帯域に変換される問題があり、ステレオ復調器には歪・S/N・セパレーションといったオーディオ性能だけでなく妨害排除能力を持たせる必要があります。従来のスイッチング方式の復調器ではなく、38kHzの正弦波により半導体の特性の一部に存在する曲線領域を利用するリニアMPXへと進化が進みました。この半導体はリニア掛け算器と名付けられたICでNJM4200やMC1495等です。図13、上段はコンポジット信号と38kHz正弦波、中段はL出力、下段はR出力で76kHz成分が見えます。セパレーションは6dB程度とがっかりするような値ですが、低歪のIF FilterやDLLDの開発とコンポジット信号にローパスフィルターを挿入する必要が無いのできわめて安定にクロストークをキャンセルすることが出来、総合的には高いセパレーションが得られます。 | |
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