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| 首尾同語 しゅびどうご epanadiplosis | |||||||||||||||||||
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| ――『ヘイビィ★LOVE』1巻38ページ (椎名あゆみ/集英社 りぼんマスコットコミックス) |
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《定義》 首尾同語は、一つの文のはじめと終わりが同じことばになるレトリックです。 つまり、文章で最初に来たことばが、最後にもう一度出てくることになります。 日本語では述語が文末にくるという文法の性質上、あんまり多くは見かけません。日本語で探すと、
《例文を見る》 例文は『ベイビィ★LOVE』1巻。 主人公は有須川せあら。子どもの頃、瀬戸柊平という男の子に一目惚れをする。が、「チビスケ」と一蹴されてしまう。 ――それから4年後。 「せあら」は、小学6年生になり、背も高くなった。「小学6年生」と聞いて、柊平は「うそだろ!?」と言うほどになった。 で、たぶん「せあら」の父親と、柊平の父親は同じ会社に勤めているのでしょう。「せあら」は有須川部長の娘で、部長はアメリカ勤務に転勤になっていることを、瀬戸家の人は知っていた。だから、柊平の父が、 と言ってくれた。そんなわけで、「せあら」は柊平一家に居候することになった。 しかし、同じ部屋に「せあら」が来ることになってしまった、柊平の妹の小春は、とっても不満。 と、「せあら」の態度が豹変する。 この続きが、引用の場面。 好意には好意というのが出てきます。これが「首尾同語」にあたります。見てのとおり、「好意」という言葉で始まった文が、「好意」という言葉で終わりになる。「悪意」のほうも同じことがいえます。 なお、蛇足ですが。 引用したところで使われている『目には目を 歯には歯を』。これは、ハムラビ法典(ハンムラビ法典)の「暗示引用」にあたります。 《レトリックを深く知る》 【1.「トートロジー」との関係】 最初のほうに例文として、
「首尾同語」は、「AはA」という形になることが多くなります。これは、目的語や補語が文章の終わりに来ないという日本語の性質によるものです。ですので多くのばあいは、「首尾同語」であると同時に、「トートロジー」(もしくは「同語異義反復法」)にも該当します。 【2.「トートロジー」でないもの】 しかし、必ずしも「AはA」という形であらわれるとは限りません。たしかに数としては少ないですが、ちゃんと違ったかたちのものも用意されています。 これはアニメの話になりますが、『カードキャプターさくら』のそれぞれの話のタイトルのうちで、
【3.おわび】 おわび。 このページの英語名が間違っていました。正しくは「epanadiplosis」です。すみません。 |
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| 関連項目→反復法、畳句法、畳語法、隔語句反復、復言法、類義累積、連鎖法、連鎖漸層法、首句反復、回帰反復、間投反復、一括反復、結句反復、首尾語句反復、トートロジー、異義復言、疑惑法 | |||||||||||||||||||
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