ステレオの産業

時代がどう進化しようと、時代をさかのぼり、
一度は立ち止まってじっくりと見直してみたいものがある。
一人の芥川賞作家をも虜にしたステレオの魅力もその一つだと思う。
日本では戦後復興の鎚音に代わり、ラジオ放送とレコード音楽が時の先端技術によって
人々の心に響き始め、輸出振興を支える期待の産業として栄華を極めた・・・・。
それも次第に過去のものになりつつある。けれど「過去のもの」として
片づけてしまうにはあまりにも惜しい。歴史の断片と重ね合わせながら、
ステレオの産業史と内外の名作のつくられた時代を探訪してみよう。
2011年 7月7日 




歴史の断片(毎日更新)
103年前の今日・・・1913/大正13年

初演の「春の祭典」に怒号。
サン・サーンスは、
聴くに耐えぬと席を蹴った。

 ストラビンスキー(31)が、 祖国ロシアで作曲したバレー音楽『火の鳥』と『ペトルーシュカ』は、パリ・オペラ座の初演で成功を飾り、新作の『春の祭典』には、熱い期待が寄せられていた。
 その初演が、103年前のこの日、パリのシャンゼリゼ劇場のこけら落しで演奏されたのである。
 劇場には、サン・サーンス、ドビュッシー、ラベルなど、フランス楽壇の錚々たる面々が演奏を待ち受けた。指揮は、前作2曲の初演を成功させたパリ生まれのピエール・モントゥー(38)である。
 序奏が始まって間もなく、場内のあちこちから怒号が飛び交い、興奮した賛否両派の聴衆が入り乱れ、罵り合いへとエスカレ ートする大混乱となった。
 中でも大御所のサン・サーンス(68)は『楽器の使い方もわきまえぬ駄作』と決めつけ、早々に席を蹴って退場した。
 翌日の新聞は『春の災典』と皮肉り、以後7年もの間、再演されることがなか
ったのである。
 忘れられた『春の祭典』は、ココ・シ
ャネルの援助と、アンセルメの指揮で再演が実現。万雷の喝采を得るのである。
 さて、1959年(昭和34)、N響を指揮するために来日したストラヴィンスキー。その折り、日本で不当な評価に
甘んじていた作曲家の武満徹を
正統に高く評価した最初の人と
なった・・・。
(H)


この日には、こんな出来事も・・・

■5月の最終日曜日は、
アメリカの戦没将兵追悼記念日、
メモリアルデー。

 7月7日の独立記念日と並び、アメリカ国家と国民にとって、最も大切な日になっている。

■1943/昭和18年
アッツ島の日本軍守備隊 玉砕。
見捨てられた北海の島、

 玉砕という言葉が始めて使われたアッツ島守備隊の万歳突撃。同島は、アラスカの東の果て、アリューシャン列島の先端に位置し、伊豆大島よりも小さい。
 そんな島に戦略的意味があったとは思えないが、前年に大敗したミッドウェイ島攻略の陽動作戦による上陸であった。
 しかし、その目的は疾うに消滅していたにもかかわらず、撤退させることができなかった。見捨てられたのである。
 スターリン軍政下のソ連を除けば、日本の軍隊ほど、自国の兵の命を祖末にした国はない。その組織体質が、戦争犯罪を多発させる背景となった。


1881~1945:立体音の発見と二つの源流(蓄音機&トーキー) 
1946~1957:日本の戦後復興とHi-Fiへの熱き試み
1958~1965:幕を開けたステレオの時代 
1966~1970:開花する日本の独創技術
1971~1980:4ch騒動と成熟の頂きに立ったコンポーネント
1981〜1990:AV時代の到来とCDの登場

日本ビクターの源流は、
アメリカビクターと
RCA













音の技術者たちが
良き仕事として残した名作たち
*国内ブランド
AUDIO TECHNICA / CORAL / DENON / DIATONE
EROICA & UESUGI / FOSTEX / GRACE / LIVING AUDIO / LO-D
LUX
/ ONKYO / PIONEER & EXCLUSIVE / SANSUI / SONY / STAX
TECHNICS / TRIO & KENWOOD / VICTOR / YAMAHA
*海外ブランド
ALTEC / AR / GOODMANS / JBL / JORDAN WATTS
MARANTZ / McINTOSH / ORTOFON / SME / TANNOY
*アンサンブルステレオとセパレートステレオ
知っている人には懐かしく、知らない人には新しい・・・

































無類の剣豪作家にして音楽再生の奥義を極めた
 五味康祐氏の名著に浸る

五味康祐氏のコレクションを所蔵する
 練馬区文化振興協会

音への無垢なる探求を美意識とした
 評論家 瀬川冬樹氏が解き明かす
 オーディオの妙味。


NHK放送博物館
松下電器(パナソニック)創業者
 松下幸之助 物語

東芝一号機ものがたり
ソニー歴史資料館
映写室ミュージアム
 スクリーンに映し出される
 映像と音響のマジック
AV Phile-web 最新の製品情報
東京一の中古ショップ
 オーディオ・ユニオン
 最新モデルも充実

MIXEL NET SHOPPING
 海外ブランドのSPユニットと 
 周辺パーツが豊富に揃う

A'PIS JAPAN
 内外著名カートリッジの
 交換針が豊富に揃う
ソニー Blu-spec CD (高音質CD)
e-onkyo music
 ハイレゾ音源配信サイト

 (CDと比べ約6倍の情報量)
パイオニア プラザ銀座
銀座ソニー ショールーム
















随時更新中!  ご意見メール! 気ままにお寄せください・・・ads@jcom.home.ne.jp
*当ホームページに掲載の画像及び文書の無断転載を禁じます。 Copyright (C) 2016 ステレオの産業史 All Rights Reserved.

参考文献 /「ステレオの産業史」は、下記の資料を参考にしています。
*ウィキペディア・フリー百科事典 *季刊ステレオサウンドNO.2、NO.3、NO.5、NO.6、NO.9、NO.12、NO.16、NO.41、NO.47、NO.60 *別冊:魅力のフルレンジスピーカーとその選び方と使い方 *別冊:世界のツイーター55機種の試聴とその選び方使い方 *別冊:世界のオーディオ
*別冊:THE BRITISH SOUND *西方の音(五味康祐・新潮社) *五味康祐オーディオ巡礼(ステレオサウンド社) *虚構世界の狩人(瀬川冬樹・共同通信社) *オーディオの彷徨・岩崎千明遺稿集(ステレオサウンド社) *男の自由時間:真空管アンプ作りに挑戦(技術評論社) *ソニーの大逆襲に松下電器があせる理由(小林紀興・光文社) *パイオニアLD戦略会議室(本多晋助・日本文芸社) *カラヤンとデジタル(森芳久・ワック出版部) *昭和史全記録(毎日新聞社)