ステレオの産業

時代がどう進化しようと、時代をさかのぼり、
一度は立ち止まってじっくりと見直してみたいものがある。
一人の芥川賞作家をも虜にしたステレオの魅力もその一つだと思う。
日本では戦後復興の鎚音に代わり、ラジオ放送とレコード音楽が時の先端技術によって
人々の心に響き始め、輸出振興を支える期待の産業として栄華を極めた・・・・。
それも次第に過去のものになりつつある。けれど「過去のもの」として
片づけてしまうにはあまりにも惜しい。歴史の断片と重ね合わせながら、
ステレオの産業史と内外の名作のつくられた時代を探訪してみよう。
2011年 7月7日 




歴史の断片(毎日更新)
49年前の今日・・・1967/昭和42年

作戦行動中の米空母で爆発、132人死亡の最悪事態に・・・

 アメリカが、ベトナムに本格介入してから3年、米空母フォレスタ(基準排水量59,060㌧)は、ベトナムのトンキン湾水域で、北爆の作戦行動中、発艦準備中の艦上戦闘機、 F-4ファントムに装備のミサイルが、電気回路の誤動作で発射され、後部フライトデッキに待機していたA-4スカイホーク数機を直撃した。
 その1機に搭乗していたのが、2008年の大統領選で、オバマ氏に惜しくも敗れた共和党のジョン・マケイン氏である。
 当時、 30歳のマケイン海軍少佐は、 爆発火災の起こる寸前に、コックピットから脱出すると、機首から給油用のプローブに飛び移り、燃え盛るフライトデッキに飛び降りて九死に一生を得た。
 それから僅か1分30秒後、ジェット燃料が一気に爆発炎上し、消化に当たっていた多くの水兵が、火焔に呑み込まれた。
 さらに被害を拡大したのが、スカイホ
ークに装備されたままの爆弾が、誘爆を引き起こしたことである。
 通常の爆弾は、高熱に絶える構造にな
っている。しかし、補給が間に合わずに、旧型の爆弾が装着されていた。これが最悪の事態を招いた。
 死者132人、行方不明2人、負傷者62人を出した事故の教訓は、以後、すべての艦船の乗員に徹底されていった。
 なお、この空母フォレスタは、
1975年、アメリカ建国200周年
の観艦式で、ホスト艦を努める
栄に浴し、'93年に退役した。
(H)


この日には、こんな出来事も・・・

■1985/昭和60年
戦艦大和の海上特攻から40年、
その姿を350メートルの海底で、
初めて捉えた。

 作家、辺見じゅん(故人)氏を委員長とする『海の墓標委員会』は、 昭和53年から3回にわたり、大和沈没地域のソナ
ー探査を行なってきた。
 そして、この日、カナダが建造したイギリス船籍の潜水探査艇を搭載した「正栄丸」と他の2隻は、元大和乗組員と遺族たちを乗せて、鹿児島港を出港し、翌朝、沈没地点に到着した。
  30日の午前10時41分、潜水探査艇は350mの海底を目指して潜水を開始。そして、正午を回った12時57分、ついに大和と確信できる巨大な物体を認めたのである。
 潜水探査2日目、大和は、破断した無惨な姿を海底に横たえていた。僅かに原型を留める艦の舷側に沿って船首方向に進むと、そこには、凛然たる菊花紋章の姿があったのである。


1881~1945:立体音の発見と二つの源流(蓄音機&トーキー) 
1946~1957:日本の戦後復興とHi-Fiへの熱き試み
1958~1965:幕を開けたステレオの時代 
1966~1970:開花する日本の独創技術
1971~1980:4ch騒動と成熟の頂きに立ったコンポーネント
1981〜1990:AV時代の到来とCDの登場


家電王国「松下電気」の底力が開花。
「テクニクス」














音の技術者たちが
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ALTEC / AR / GOODMANS / JBL / JORDAN WATTS
MARANTZ / McINTOSH / ORTOFON / SME / TANNOY
*アンサンブルステレオとセパレートステレオ
知っている人には懐かしく、知らない人には新しい・・・


































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参考文献 /「ステレオの産業史」は、下記の資料を参考にしています。
*ウィキペディア・フリー百科事典 *季刊ステレオサウンドNO.2、NO.3、NO.5、NO.6、NO.9、NO.12、NO.16、NO.41、NO.47、NO.60 *別冊:魅力のフルレンジスピーカーとその選び方と使い方 *別冊:世界のツイーター55機種の試聴とその選び方使い方 *別冊:世界のオーディオ
*別冊:THE BRITISH SOUND *西方の音(五味康祐・新潮社) *五味康祐オーディオ巡礼(ステレオサウンド社) *虚構世界の狩人(瀬川冬樹・共同通信社) *オーディオの彷徨・岩崎千明遺稿集(ステレオサウンド社) *男の自由時間:真空管アンプ作りに挑戦(技術評論社) *ソニーの大逆襲に松下電器があせる理由(小林紀興・光文社) *パイオニアLD戦略会議室(本多晋助・日本文芸社) *カラヤンとデジタル(森芳久・ワック出版部) *昭和史全記録(毎日新聞社)