ステレオの産業

時代がどう進化しようと、時代をさかのぼり、
一度は立ち止まってじっくりと見直してみたいものがある。
一人の芥川賞作家をも虜にしたステレオの魅力もその一つだと思う。
日本では戦後復興の鎚音に代わり、ラジオ放送とレコード音楽が時の先端技術によって
人々の心に響き始め、輸出振興を支える期待の産業として栄華を極めた・・・・。
それも次第に過去のものになりつつある。けれど「過去のもの」として
片づけてしまうにはあまりにも惜しい。歴史の断片と重ね合わせながら、
ステレオの産業史と内外の名作のつくられた時代を探訪してみよう。
2011年 7月7日 




歴史の断片(毎日更新)
82年前の今日・・・1934/昭和9年

軍神 東郷平八郎、
天寿を全う。

 日露戦争の勝利を決定的にした日本海海戦。日英同盟が連合艦隊を有利に導いたとはいえ、大国ロシアのバルチック艦隊に勝利してみせた提督東郷は、欧米列強を驚愕せしめた。
 意気軒昂の将兵に「勝って兜との緒を締めよ」と訓令した東郷ではあったが、軍神となり、元帥となった東郷は、軍政にも目を光らせ、昭和海軍の近代化に口を挟み、頑として、艦隊決戦、大鑑巨砲の信念を曲げなかった。
 ある時、こんなことがあった。海軍省のある役職が、海軍の制服を変えたい、と東郷にお伺いをたてたところ『君、海軍は詰め襟の制服で、ロシアに勝利したんだよ』と、言下に言い放った。
 元来、東郷は寡黙である。それが、ロンドン軍縮会議の結果を知ると、強硬論をもって政府に談判したのである。
 さらには、『信じるところは、たとえお上にでも、忠諫するのが臣道」と言って憚らず天皇に上奏。すると天皇は、東郷に『達観が必要である』と逆に諌められる始末であった。
 なにせ、軍神だから、周囲は何も言えない。そんな東郷の対英米強行論が、海軍部内の国際協調派を押さえ込み、やがては、急進派による軍拡と、対米英開戦に繋げていったのである。
 その東郷が、前日、侯爵の地
位を授かり、そしてこの日、86
歳の天寿を全う。葬儀は翌月5
日に国葬として営まれた。
(H)


この日には、こんな出来事も・・・

■1972/昭和47年
窮地に立った日本政府。
日本赤軍、イスラエルの空港で
26人を殺害。

 アラブとイスラエルの抗争にまったく関係のない極左の日本人が小銃を乱射。この無差別テロは、世界に衝撃を与え、日本政府を窮地に立たせた。
 実行犯の日本赤軍幹部・奥平剛士(27)は射殺され、京大生・安田康之(25)は、手榴弾で自爆。残る岡本公三(25)は、その場で逮捕された。
 対処に苦慮した佐藤栄作内閣は、急遽、イスラエルに特使を派遣し、メイア首相に佐藤首相の新書を手渡して、公式に謝罪した。また、殺害された26人の遺族には、それぞれ100万ドルの弔慰金が支払われた。
 なお、岡本公三は、イスラエルの裁判で終身刑。その後、イスラエルで収監されているパレスチナ人捕虜との交換で釈放され、レバノンに政治亡命し、今でも存命である。


1881~1945:立体音の発見と二つの源流(蓄音機&トーキー) 
1946~1957:日本の戦後復興とHi-Fiへの熱き試み
1958~1965:幕を開けたステレオの時代 
1966~1970:開花する日本の独創技術
1971~1980:4ch騒動と成熟の頂きに立ったコンポーネント
1981〜1990:AV時代の到来とCDの登場

日本ビクターの源流は、
アメリカビクターと
RCA













音の技術者たちが
良き仕事として残した名作たち
*国内ブランド
AUDIO TECHNICA / CORAL / DENON / DIATONE
EROICA & UESUGI / FOSTEX / GRACE / LIVING AUDIO / LO-D
LUX
/ ONKYO / PIONEER & EXCLUSIVE / SANSUI / SONY / STAX
TECHNICS / TRIO & KENWOOD / VICTOR / YAMAHA
*海外ブランド
ALTEC / AR / GOODMANS / JBL / JORDAN WATTS
MARANTZ / McINTOSH / ORTOFON / SME / TANNOY
*アンサンブルステレオとセパレートステレオ
知っている人には懐かしく、知らない人には新しい・・・

































無類の剣豪作家にして音楽再生の奥義を極めた
 五味康祐氏の名著に浸る

五味康祐氏のコレクションを所蔵する
 練馬区文化振興協会

音への無垢なる探求を美意識とした
 評論家 瀬川冬樹氏が解き明かす
 オーディオの妙味。


NHK放送博物館
松下電器(パナソニック)創業者
 松下幸之助 物語

東芝一号機ものがたり
ソニー歴史資料館
映写室ミュージアム
 スクリーンに映し出される
 映像と音響のマジック
AV Phile-web 最新の製品情報
東京一の中古ショップ
 オーディオ・ユニオン
 最新モデルも充実

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 周辺パーツが豊富に揃う

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 交換針が豊富に揃う
ソニー Blu-spec CD (高音質CD)
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 ハイレゾ音源配信サイト

 (CDと比べ約6倍の情報量)
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参考文献 /「ステレオの産業史」は、下記の資料を参考にしています。
*ウィキペディア・フリー百科事典 *季刊ステレオサウンドNO.2、NO.3、NO.5、NO.6、NO.9、NO.12、NO.16、NO.41、NO.47、NO.60 *別冊:魅力のフルレンジスピーカーとその選び方と使い方 *別冊:世界のツイーター55機種の試聴とその選び方使い方 *別冊:世界のオーディオ
*別冊:THE BRITISH SOUND *西方の音(五味康祐・新潮社) *五味康祐オーディオ巡礼(ステレオサウンド社) *虚構世界の狩人(瀬川冬樹・共同通信社) *オーディオの彷徨・岩崎千明遺稿集(ステレオサウンド社) *男の自由時間:真空管アンプ作りに挑戦(技術評論社) *ソニーの大逆襲に松下電器があせる理由(小林紀興・光文社) *パイオニアLD戦略会議室(本多晋助・日本文芸社) *カラヤンとデジタル(森芳久・ワック出版部) *昭和史全記録(毎日新聞社)