ステレオの産業

時代がどう進化しようと、時代をさかのぼり、
一度は立ち止まってじっくりと見直してみたいものがある。
一人の芥川賞作家をも虜にしたステレオの魅力もその一つだと思う。
日本では戦後復興の鎚音に代わり、ラジオ放送とレコード音楽が時の先端技術によって
人々の心に響き始め、輸出振興を支える期待の産業として栄華を極めた・・・・。
それも次第に過去のものになりつつある。けれど「過去のもの」として
片づけてしまうにはあまりにも惜しい。歴史の断片と重ね合わせながら、
ステレオの産業史と内外の名作のつくられた時代を探訪してみよう。
2011年 7月7日 





歴史の断片(毎日更新)
149年前の今日(旧暦)・1867/慶応3年

倒幕の黒幕 岩倉具視、
幼帝(明治天皇)に手を回し、王政復古の大博打。

 我が意をもって、革命を果たそうとする者は、骨の髄から冷徹でなければならない。倒幕の黒幕として、悪辣な策略をめぐらした下級公家の岩倉具視は、まさに、そうした資質をもっていた。
 仮に、この大博打が失敗に帰していたなら、岩倉は真っ先に逃げ隠れるか、さもなくば、京の六条河原にその首が晒されていたであろう。
 しかし、歴史はそのように動かなかった。 15代将軍・慶喜の説得で開港を認めた孝明天皇の突然の死が、岩倉の思惑どおりに事を運ばせたのである。
 さて、武力によらぬ政治改革(大政奉還)の妙案を考えた坂本龍馬 は、この年の11月、凶刃によって落命。それでも、土佐藩主・山内容堂の建白書によって、将軍・慶喜に大政奉還を決断させた。
 武力倒幕に凝り固まった薩長連合にすれば、肩透かしを食らう結果となった。
 こんな時代の空白を目ざとく捕らえた岩倉は、薩摩の大久保利通らに、悪辣な策略を持ちかけたのである。
 岩倉は孝明天皇の急死によって即位した幼帝(明治天皇)に手を回し、勅書を偽造。さらに、錦の御旗をつくって、「王政復古」の大博打に打って出たのである。
 天皇の御璽すらない偽の勅書で、将軍慶喜を脅し、新政府の樹立を宣
言。そして年明けの鳥羽伏見で
幕府軍と武力衝突。戦火は江戸
へ向け、北上するのである。
(H)


この日には、こんな出来事も・・・

■1941/昭和16年
真珠湾奇襲から一夜明けたこの日、
中国国民党政府、韓国臨時政府、
フィリピンなどが日本に宣戦布告。

 日本政府は、日中戦争を国際法でいう戦争ではなく「事変」という言葉で、世界の目を欺いてきた。
 そして、この日、南京から重慶に逃れた国民党政府の蒋介石主席が宣戦布告。 日本統治下の朝鮮では、臨時政府主席の金九(キム・グ)が宣戦布告。
 アメリカに独立を約束されていた、フ
ィリピンでは、ケソン大統領が宣戦布告。
 また、中米では、キューバとグアテマラが日本に宣戦布告した。


1881~1945:立体音の発見と二つの源流(蓄音機&トーキー) 
1946~1957:日本の戦後復興とHi-Fiへの熱き試み
1958~1965:幕を開けたステレオの時代 
1966~1970:開花する日本の独創技術
1971~1980:4ch騒動と成熟の頂きに立ったコンポーネント
1981〜1990:AV時代の到来とCDの登場


1960年代中期に一世を風靡した
サンスイの格子グリルのスピーカーと
ブラックフェイスのアンプ群













音の技術者たちが
良き仕事として残した名作たち
*国内ブランド
AUDIO TECHNICA / CORAL / DENON / DIATONE
EROICA & UESUGI / FOSTEX / GRACE / LIVING AUDIO / LO-D
LUX
/ ONKYO / PIONEER & EXCLUSIVE / SANSUI / SONY / STAX
TECHNICS / TRIO & KENWOOD / VICTOR / YAMAHA
*海外ブランド
ALTEC / AR / GOODMANS / JBL / JORDAN WATTS
MARANTZ / McINTOSH / ORTOFON / SME / TANNOY
*アンサンブルステレオとセパレートステレ
知っている人には懐かしく、知らない人には新しい・・・

































無類の剣豪作家にして音楽再生の奥義を極めた
 五味康祐氏の名著に浸る

五味康祐氏のコレクションを所蔵する
 練馬区文化振興協会

音への無垢なる探求を美意識とした
 評論家 瀬川冬樹氏が解き明かす
 オーディオの妙味

NHK放送博物館
松下電器(パナソニック)創業者
 松下幸之助 物語

東芝一号機ものがたり
ソニー歴史資料館
映写室ミュージアム
 スクリーンに映し出される
 映像と音響のマジック
AV Phile-web 最新の製品情報
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 最新モデルも充実

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参考文献 /「ステレオの産業史」は、下記の資料を参考にしています。
*ウィキペディア・フリー百科事典 *季刊ステレオサウンドNO.2、NO.3、NO.5、NO.6、NO.9、NO.12、NO.16、NO.41、NO.47、NO.60 *別冊:魅力のフルレンジスピーカーとその選び方と使い方 *別冊:世界のツイーター55機種の試聴とその選び方使い方 *別冊:世界のオーディオ
*別冊:THE BRITISH SOUND *西方の音(五味康祐・新潮社) *五味康祐オーディオ巡礼(ステレオサウンド社) *虚構世界の狩人(瀬川冬樹・共同通信社) *オーディオの彷徨・岩崎千明遺稿集(ステレオサウンド社) *男の自由時間:真空管アンプ作りに挑戦(技術評論社) *ソニーの大逆襲に松下電器があせる理由(小林紀興・光文社) *パイオニアLD戦略会議室(本多晋助・日本文芸社) *カラヤンとデジタル(森芳久・ワック出版部) *昭和史全記録(毎日新聞社)