南原から雨の全州へ
2004年9月20日(月)
池の向こうに廣寒楼
静かな朝の廣寒楼
春香祠堂内の肖像画
春香さん
線路も撤去された廃線跡
廃線跡の土手かぼちゃ
雨の中帰宅するのか女子高生
雨の全州

傘を差して歩くソウルの人々をTVが映している。起きたときには晴れていた空に雲が広がってきた。8時半に部屋を出て,宿の裏手を流れる川の土手を歩く。ウォーキングする人達とすれ違い,しばらく歩くと廣寒楼の公園が見えてきた。

南原はパンソリの代表的な演題「春香伝」発祥の地なのだが,この廣寒楼と春香さんと関係があるのかないのか,史実なのかこじつけなのかイマイチわからない。案内所でもらったパンフレットを読んでみると,春香が受けた体罰を直接体験できる刑罰体験学習場などもあり,好きな人には堪らないところのようである。

朝の廣寒楼苑は人も少なくのんびりできた。土産物屋街をぶらぶら歩き,町外れにある廃線となった鉄道のガードまで行く。また廣寒楼前まで引き返し,昇月橋という派手なつくりの橋を渡って対岸へ。対岸には南原観光ランドというテーマパークのようなものがあるのだが,なんだかよくわからない。今度は春香橋を渡って宿に戻った。

南原からも鉄道で移動しようと思っていたが,廣寒楼前の観光案内所では駅へ行くバスはないと断言されてしまった。旅館の目の前がバスターミナルなのだから素直にバスで行こう。

全州へのバスは頻発している。約1時間で到着。順天や南原に比べると全州は大都会だ。ターミナル近くで旅館を探す。停めてある車の窓にはピンクチラシが挟んであるし,どうにも怪しい一帯である。普通っぽい旅館を探してチェックイン,一休みして町へ出る。

繁華街へ向かう途中で雨が降り出した。銀行があったので雨宿りがてらT/Cの両替を試みるが,2つの銀行を回り2時間近く費やし,カウンターサインまでした挙句,換金できないことが判った。その間に雨は本降りとなっていた。

傘を差してトボトボと大きな古い門まで歩く。もう観光という気分じゃない。教会が見えたので大通りを渡る。何やら古い観光資源があるので(後で地図を見たら慶基殿だった),トイレを借りようと門を潜ると,本殿の軒下で観光地図を広げているカップルがいるではいか。旅行者は雨ニモマケズ観光しなければならないのだ。

元気を出して伝統的家屋が残る全州韓屋マウルに行くが,どこにでもある路地にしか見えない。もう止めた止めた。繁華街辺りまで引き返すと更に雨が強くなった。宿の近くまで戻り,全州だから石焼ビビンバプを食べ,靴までびしょ濡れになり6時半に帰還。

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