MTV夏日音樂高峰會 台湾口卑酒之夜
2003年8月22日
台北市立中山足球場

随分長い間、伍佰さんたちの演奏を聴いていない気がした。前回は去年の12月だったから、8ヶ月ぶりということになる。長いと言えば長いし、そうでもないと言えばそうでもない。でも、その間私はとうとう台湾に来てしまい、でもなんだか今ひとつ台湾に来た実感が乏しいような気がしていたが、それはまだ台湾に来てから伍佰さんたちの演奏を聴いていなかったからだと気づいた。
なんだかんだ言っても、私にとって台湾は、やはり伍佰さんがいる国、ということがいまだに非常に大きい。ちょっとばかみたいではあるけど、自分を根底の部分で支えているのはそういうことだったりする。
それが、やっとライブに行くチャンスが訪れた。嬉しいことに、無料のコンサート。しかも、懐かしの中山足球場。
午後に会場へ券を引き取りに行くと、暑い最中すでにかなりの人たちが並んでいた。後から聞いた話では、2日前から並び始めた人たちもいたという。

7時過ぎに再び会場へ行くと、ロックサウンドが聞こえる。今夜は4組出演するので、最初は四分衛だったようだ。8時ごろ中に入ると、陳綺貞が始まった。でも、持ち時間が短かったようで、数曲だけであっというまに終わってしまった。その後は、劉劭希という客家語で歌うロックバンドの人たちが出た。

9時になって、伍佰&China Blueの出演となった。やっぱり今日のお客さんはみんな伍佰&China Blueが目当てだったようで、今までばらついていた観客が急激にステージ近くに集まり、伍佰コールが始まる。
最初は「返去故郷」で始まった。感無量だった。なんだか、「帰ってきた」という感じがすごくする。彼らが帰ってきたのか、自分が帰ってきたのか、どちらなのかはよくわからない。
でも、伍佰さんは、いつどこでも伍佰さんで、会うたびに自分がいるべきところに帰ってきたような安心感を与えてくれる。なぜなのかはわからないけれど。
とにかく、伍佰さんたちを見て、ようやく自分の足が台湾の地についたようで、すごくほっとしたのだった。

2曲目は、「活下去」という新曲だった。例のゲームの曲なのかなとも思ったのだが、そうではなくて、今度の新しいアルバムに入る新曲なのだろうということだった。すごく勇気づけられそうな曲だった。歌詞は端々しか聞き取れなかったけど、それでもかなりぐっときてしまった。
それから、曲順は忘れてしまったけど、「王道」、「九重天」、「楓葉」、「假扮的天使」、「真世界」、「斷了」などが続き、やっぱり後半は、「樹枝孤鳥」、「萬丈深坑」、「衝衝衝」と来て、「心愛的再會口拉」で終わった。結構時間に正確に進行していたので、アンコールはやってくれないかと思ったら、ちゃんと出てきてくれて、「継続堕落」を1曲だけやってくれた。

やっぱり1時間は非常に短かったけど、中断したりせず一気にやってくれたので、内容はかなり満足できるものだった。こういうステージを無料で見れたりするのだから、やっぱり台湾はいいところだと思う。
円山にある中山足球場は、上空がちょうど松山空港へ着陸する航空機の空路になっていて、頻繁に低空飛行の飛行機が頭上を通り過ぎる。それもいかにも台湾にいるという雰囲気があって、しかも伍佰さんたちのステージが始まってからは、音量が上がったのか、飛行機の轟音も全く気にならなくなった。
夏の夜風が気持ちよかった。
台湾ビールのTシャツを買って、非常に満足して帰った。

次に彼らに会うのは、新しいアルバムが出てからになるのだろうか?
どんなアルバムになるのか、楽しみにしながら、自分もがんばろうと思う。

(非常に遠い写真ですが、雰囲気はこんな感じでした↓)

(TEXT & PHOTO by 仁美)

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