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乙女ゲーム日記。
(令嬢探偵 オフィスラブ事件慕 2次創作)
戒徒・裏ルート。その1 |
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(ゲームと同じように、すべてを知ってしまったところから)
(最後の選択肢の前あたりになります)
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和泉
「・・・・」
「・・・信じられない」
御影
「・・・・お嬢様」
和泉
「信じられない。
信じたくない・・・私を・・・
私を守るために・・・」
「戒徒・・・あなた・・・」
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| 和泉
「どうしてそんなことを・・・
私は、お父様のことが世間に知れても、
構わなかったのに・・・」
御影
「!?」
和泉
「・・・お姉様が言ったように、
私も、罪もない人を苦しめて、
平気でいられる人間じゃないわ」
「それに、戒徒・・・、
あなたが思うほど、私は弱くない・・・」
「どれだけ苦しくても
お父様がしてしまったことだもの、
私も家族として、その罪を負う」
「それぐらいの覚悟は、出来るのに・・・」
「それなのに、どうして・・・
どうして、由佳里お姉様を・・・!」
御影
「お嬢様・・・っ」
和泉
「嫌!来ないで!」
御影
「!!」
和泉
「もう、誰も、信じられない・・・!」
御影
「お嬢様!!」
(ドアを出て、走り去る主人公)
和泉
(こんな、こんな真実、知りたくなかった!
永遠に、知りたくなかった・・・・!)
(お姉様・・・・・!)
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<11月14日(水)午後勤務>
(和泉自室)
和泉
(カッとなって、あのまま、
家に戻ってきてしまったけれど・・・)
和泉
「頭が痛い・・・」
(泣きすぎて、頭がクラクラする・・・)
「いっそ、このまま涙で溶けて、
消えてしまえたらいいのに・・・」
「由佳里お姉様・・・」
(まさかとは思っていたけれど、本当に
戒徒がお姉様を手にかけていたなんて・・・
そして・・・)
「お父様も、このことを知っているなんて・・・」
(だから、私が戒徒に好意を寄せているのを
良く思わなかったのね・・・)
「お父様・・・」
(お父様は、いつだって私に正しいことをせよと
おっしゃっていらしたのに、どうして、
こんなこと・・・・)
「お姉様・・・お父様・・・」
(くるしい。くるしくて、たまらない・・・)
(色々なことを考えなきゃいけないのに、
考えが、全然まとまらない)
(私、どうしたらいいの?
事件のことも、これからのことも・・・)
(誰か・・・・、誰か助けて・・・)
「・・・戒徒・・・」
「戒徒・・・戒徒・・・・、戒徒・・・」
(ああ・・・どうして・・・)
「・・・どうして、私、こんなときに、
あなたの名前を呼ぶの?」
(お姉様を殺した人なのに・・・)
(・・・なのに・・・)
「戒徒・・・・」
ピピピピピ・・・(着信音)
和泉
「!!・・・戒徒?!」
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| 和泉
「もしもし・・・!」
御影
「・・・お嬢様・・・
・・・ああ、よかった・・・」
和泉
「・・・え?」
御影
「もう、電話に出てもらえないと
思っておりました・・・」
和泉
「そんなこと・・・!」
御影
「いえ、私はそれだけのことを、
いたしましたから・・・」
和泉
「戒徒・・・」
御影
「・・・・・」
和泉
「・・・・うっ・・・」
御影
「お嬢様、泣かないで下さい・・・!
どうか、このことで、
もう、お心を痛めないで下さい・・・!」
和泉
「戒徒・・・」
御影
「・・・・お嬢様・・・どうか、
・・・どうかすべてを、お忘れになって
幸せになってください・・・」
和泉
「え・・・?」
御影
「・・・最後に、あなたの声が、聞けてよかった・・・」
(ブツッ<電話の切れる音)
和泉
「?!」
「戒徒?!待って戒徒!!」
ツーツーツー・・・
和泉
「最後って、どういう意味・・・?!」
和泉
(いやな予感がした。
もう二度と戒徒に会えなくなるような、
そんな、いやな予感が・・・)
和泉
「そんなの、嫌・・・!」
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