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乙女ゲーム日記。
(令嬢探偵 オフィスラブ事件慕 2次創作)
戒徒・裏ルート。その5 |
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(そうして、まもなく
只野常務がすべてを話し、
由佳里お姉様の事件の真実が、
すべて明るみになった・・・)
(今回のことで、お父様は政界を追われ、
いくつもの裁判にかけられた。
刑事事件としては有罪にはいたらなかったが、
民事の裁判は、どうなるか分からない状況だ)
(そして、父が政界を追われたことで、
私の縁談は当然なかったことにされた)
(友菱会社も今回のことで、大打撃を受け、
いくつかの事業の撤退を余儀なくされたが、
社長はすべて明るみになり、
汚い部分も切り落とせて、
とても気分がいいと言っている)
(その汚い部分の首謀者である只野常務は、
今回のお嬢様の事件だけでなく、
他にも色々余罪があるようで、もう二度と
監獄からは出られないだろうと言われている)
(そして戒徒は、闇献金のことや
由佳里お姉様の事件のことを素直に認めたためか、
有罪ではあったが、執行猶予付きの
寛大な判決となった)
(そして、裁判が終わり、
戻ってきた戒徒は・・・・)
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(自宅・居間)
和泉
「この家を出て行く?!」
御影
「・・・はい。私は、お嬢様の傍にいてもいい
人間ではございませんので・・・」
和泉
「そんなことない!だって、戒徒が
お姉様の事件の犯人ではないもの!」
御影
「ですが、私があの方に手をかけたのは事実です。
命を落とされなかったのは、ただの偶然・・・」
お父様
「・・・そうかな。
私には、そうは思えんが」
御影
「・・・?!」
和泉
「お父様?!」
お父様
「お前は、桜子のことを想い、犯行に及んだのと同時に、
桜子のことを想い、犯行を実行しきれなかったのでは
ないのかな・・・?」
御影
「・・・え?」
お父様
「由佳里君が死ねば、桜子がどれほど悲しむか、
お前に分からなかった訳はない・・・。
その想いが、お前を殺人犯にはさせなかった・・・
・・・・・ちがうかな?」
和泉
「!!」
御影
「・・・・っ」
「たとえそうだとしても、私は・・・私は・・・・」
「失礼いたします・・・」
和泉
「!!
戒徒待って、戒徒!!」
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(公園)
和泉
「お願い、行かないで、戒徒!」
御影
「お嬢様 もう、止めないでください・・・!
お嬢様の幸せのためには、
私はお傍にいない方がいいのです・・・!」
和泉
「そんなことない!
私には、戒徒が必要なの!
戒徒がいないなら、
私は幸せになんかなれない・・・!」
御影
「お嬢様・・・」
和泉
「今回のことで、分かったの!
私がどれだけ戒徒のことを想っているか。
少しの間、離れていただけで、
どれほど苦しかったか・・・!」
「お願い、戒徒!行かないで!
あなたを失いたくないの・・・!」
御影
「お嬢様・・・・っ!」
「・・・・ですが、今、家を出なければ、
もう、私は自分の気持ちを
止められないでしょう・・・。
どんなにお嬢様が望んでも、一生、
お傍を離れられなくなります・・・。
それでもいいのですか・・・?」
和泉
「ええ・・・!
だって、それが私の望みだもの・・・!」
御影
「!!
・・・お嬢様・・・!」
(きつく抱き合あう二人)
御影
「・・・ああ、あなたを愛しています、
愛しています、愛しています・・・!
今までも、これからも、ずっと・・・!」
和泉
「・・・戒徒・・・!」
御影
「・・・ああ、もう、無理です・・・
もう二度と、私は自分の心を偽れない・・」
和泉
「戒徒・・・」
御影
「・・・どうか、お嬢様
覚悟なさってください」
「・・・私は、何があっても、
あなたを離しはしませんから・・・」
和泉
「ええ・・・
ずっと傍にいて・・・。
私を、離さないで・・・・!」
(抱きしめあったまま、二人はキスをする)
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<エンドロール・戒徒トゥルーエンド特別版>
<音楽が流れつつ、
それぞれのその後が字幕で語られる>
(そして、その後、戒徒の妻となった私は、
社長のご好意で、秘書として、
まだ友菱で働けている)
(戒徒は、このまま切り捨てるのは
惜しいからと社長に言われ、
社長直属の部下として働いている)
(伊吹さんは、相変わらず、女性と
広く浅くお付き合いしているらしい。
「特定の女性を探せばいいのに・・・」
と私が言うと苦笑されてしまった・・・)
(四季さんは、身内の方の容体が
良くなったらしく、とても明るくなった。
そのことでお祝いを言ったら、
そっぽを向かれてしまったけれど、笑顔だった)
(佐上さんは、実はどこかの国の
王子だったそうで、お父様の密かな尽力により
今度国に帰れることになり、
そのため、会社を辞めるというので、
挨拶に行ったら、何か小さくつぶやかれ、
聞こえなかったので尋ねたら、
誤魔化されてしまった・・・)
(浅海さんは、時々何か言いたそうな目で
私を見ているときがある。
気になって聞いてみても
いつも愛想笑いで誤魔化されてしまう。
私、浅海さんに、何かしたかしら・・・?)
(そして社長は、なぜか私を、
名前で呼ぶようになった。
お子様ランチから昇格したのはいいけれど、
社内で変なうわさになって、ちょっと困っている。
しかも社長は、たまに冗談を言いながら、
私を口説く。社長がどういうつもりかは謎だけど、
戒徒があわてたり、嫉妬したりするのが見られて
内心楽しかったりして・・・。・・・ごめんね、戒徒)
(そうして、まるで何事もなかったかのような
幸せな日々が続いている・・・)
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(由佳里お姉様・・・、
お姉様・・・、私、とても幸せです・・・。
どうか、お姉様、天国から、私を、
私たちを、見守っていてください。
お姉様の言われたとおり、
私、この気持ちを大切に、
生きていきます・・・。
ずっと、ずっと・・・・・)
(おわり)
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