凄まじいスピードで発展する中国。とりわけ国際経済都市、上海は
超富裕層が出現し、かつての日本の高度経済成長期やバブル期をも
しのぐエネルギーに満ちあふれている。まさに熱い街・上海を舞台
に物語は展開する。
上海には、およそ4万人の日本人が暮らしているという。中小・大手
企業の進出はもとより、注目すべきは30代女性起業家たちの活躍だ。
彼女たちの中には、「上海にやってきた時、自己資金100万円以下、
語学ダメ、知人ナシ、でも4年目で社長になっていました」という例
が少なからずあることに驚かされる。
このドラマは日本で行き場を失った一人の30代の女性を主人公に、
文化、習慣の違いにもまれ、複雑な競争社会に立ち向かい、切実に
生き抜き、やがては国籍を超えた人間関係を得て、自分の「幸せの
かたち」を見つける物語です。 NHKテレビドラマHPより
撮影場所は[井上@打浦橋@上海さんの旅行ブログ]から特定させて
いただきました。写真はいままで上海の街を撮って来ましたものを
使いましたので同一でないものもあります。後日撮影の機会があり
ましたら入れ替えます。
91-1.DVD
最終回がテレビ放映されるとすぐに道端でDVDが売られている。
中国語字幕付。値段はディスク2枚で8元(128円)。海賊版
も上海の特徴です。掴まされた人が悪いニセ札、盗られた人が悪
い泥棒、道を聞いてもアッチしか言わない人。良く出来たドラマ
です。
91-2.「2011年 春 上海」 (1995年8月銀河酒店の前)
「上海タイフーン」第1回の出だしの部分の場面は、長治路の
北側で銀波大酒店の前です。10年の世界博覧会を目指して
壊されています。
91-3.第1話の出だしの里弄 (8-21余慶路123号)
静安区の泰興路の東にある里弄です。
91-4.蘇州河沿いのマンション(23-14 河濱大楼)
コレは、上海で部屋探しを始めて、最初に案内された場所です。
家賃を聞いたら、7500元(日本円だと11万円)と聞いて
ビックリ、上海の物価は高い。日本の不動産バブルと同じで、
ここ数年で4~5倍になったが現在急降下中。
91-5.ホテルの1階ロビー (8-2 浦江飯店)
美鈴は、最初にアパレルメーカーの営業でチーフだった頃、上海に
乗り込んで泊まったホテルが浦江飯店です。歴史のある建物です。
91-6.四川北路橋 (8-4 上海郵政局)
蘇州河沿いの家賃7500元の部屋をあきらめた後、美鈴が
歩いて渡った橋が四川路橋で、後ろに見える建物が上海郵政局
です。戦前日本人が多く住み着いた虹口区です。
91-7.外灘 ( 外灘)
ココは今はなき、延安高架道路の外灘への左カーブです。「上海
タイフーン」の第1回の、前半にも出てきましたし、第2回の
冒頭にも出てきました。第2回では、夜景でした。上海一の観光
名所。
91-8.徐家匯の港匯広場 (22-23 徐家匯港匯広場)
ココも第1回にも、第2回にも出てきました。港匯広場は徐家匯
にある大型ショッピングセンターの1つです。
91-9.里弄 (15-23梧桐路の街並み)
生活シーンは緑山のセットです。上海の街が移動してきたような
良く出来てました。
91-10.里弄 (23-6霞飛坊)
美鈴が朝出勤する時に通る里弄の道は、上海に実際ある道です。
この里弄は、有名な小吃街・呉江路から南に延びる泰興路脇に
ある里弄です。
91-11.出勤途中 (10-15 麻油千層餅)
美鈴が出勤途中、焼餅(シャオビン)を頬張りながら歩いていた
道はどこか・・?天津煎餅を焼いている風景も見えました。
長楽路と襄陽北路が交わるあたりでした。
91-12.「South Beauty 881」(25-4ミュウラー邸)
バローネの幹部と知り合いだと言うあの憎たらしい投資家の
お屋敷ですね。延安西路に面した北面です。
91-13.フラワーデザインのコンペの会場
バローネ出店権利を争って行われたフラワーデザインのコンペの
会場はどこか?瑞金賓館の臥茵楼だそうです。
91-14.その晩に美鈴が歩いていたところ。(23-2一大会址)
美鈴は曹に、そこで出会い、曹から「今日はよく頑張ったな。」
と言われ、「不思議なの、上海の町が素敵に見える。」と答え
たところです。それに対して曹は「街は変わってない。たぶん、
君が変わったんだ。」と応じたところです。延慶路153号
91-15.大上海広場 (22-14 大上海時代広場)
第4話では、彼女が、美鈴を引き連れ、上海の銀座通りと呼ば
れる淮海中路の一等地にある大きなビルの前まで来て、夢を語
る場面が出てきました。
91-16.三井香の花屋 (23-20銅仁路の住宅)
巨鹿路の華山路と富民路の中間です。828号
91-17.巨鹿路
第3話に出てきた場面です。美鈴が、もう一度、花屋で働くために、
店まで行くには行くが、店に入るか否かで躊躇う場面です。巨鹿路
91-18.花やの前の巨鹿路 (5-5漂陽路1084弄)
最初に美鈴がこの店に訪れる時に出て来た画面、巨鹿路は、
昔からあるお屋敷を利用したレストランやカフェが多い道です。
91-19.マンション梧桐花園の前 (15-21青連街)
再開発のため、香の花屋・Muse Flowerが取り壊さ
れてしまいました。その再開発で古い建物が撤去され瓦礫の山
が見えます。
91-20.居酒屋・力士 (36-4 赤坂亭)
美鈴が麻里とよく行く居酒屋・力士、第4話では、落ち込んで
いた香も美鈴達に引き連られて、ココで生ビールを、飲んでい
ましたね。延安西路の南側の虹梅路です。
実際、虹梅路沿いには、日本料理屋や居酒屋が多い通りです。
91-21.国泰電影院 (27-16 国泰大戯院)
夜の上海の街を歩いていた美鈴が、よし、もう一度やってやろう
と決意を新たにした場面です。淮海中路の中でも一番賑やかな、
茂名南路から陝西南路
91-22.上海の野菜市場
この市場、建国西路と太原路の交差したところの北東角にあり
ます。嘉善菜場麻里は、美鈴さん、それは騙されてるわよ、
5元だなんて、高すぎる、相当、吹っかけられたわねぇ・・
上海は言い値で買ってはいけない。
91-23.服飾市場と小物市場 (22-27鳳翔服飾礼品広場)
第5話には、服飾市場と小物市場が出てきました。
服飾市場は、南外灘軽紡面料市場かあるいは、十六舗の面料
市場でしょう。
91-24.父親が住んでいる陽泉村 (3-9 錦渓)
美鈴の父親が住んでいるというところはどこなのか?ドラマでは
陽泉村となっていますが、それは実在しません。なお、この錦渓は、
上海ではありませんでした。江蘇省の昆山市の錦渓鎮(村)
91-25.曹が移り住んだ所です
今の名は、武康大楼。北面沿いの道が武康路だからでしょう。
南面沿いの道は淮海中路でして、近くには宋慶齢の故居があり
ます。この建物、上に書いたように、淮海中路と鋭角に交わる
武康路の間の三角地に建ちますので、三角形しているんです。
91-26.この外灘ビューのレストラン (14-21 中国通商銀行)
それは外灘6号なのかも・・・そこだったら、レベル的に北隣
の三角屋根が見えるし、そして、その6号のバルコニーをジッ
クリ見てください、
91-27.キスシーン (23-1新天地)
美鈴と曹が、見つめあってキスをしてしまうと言う場面に出て
来た道です。
場所の特定の決め手は衡山路のピザ屋のPAPAJOHNSの看板でした。
91-28.広告配りの道 (22-2 H&Mビル 旧松坂屋百貨店)
広告配りの道は淮海中路。そして、H&Mの入っているビルも見え
ましたね。ビルの手前、南に伸びる道が思南路です。H&Mは去年
の5月末らしいです。日本より早かったと言うことですね。
91-29.四川路橋脇、蘇州河沿いの小さな公園 (8-4 上海郵政局)
第1話に出て来た場所が、最終回にも出てきました。最終回の
この場面では、美鈴が店を出すに当たっての出資者になって欲
しいと曹に頼んでいましたね。橋の向こうには郵政局の建物が
見えます。
91-30.乍浦路橋 (60-6 乍浦路橋)
曹からの資金提供の快諾を受け、喜んで誰かに電話していました。
店を出すことになったの、と言っていましたから、お母さんだっ
たのか・
91-31.外灘の対岸にある濱江大道 (14-29 外灘)
「メイリン、上海コレクション、大丈夫だ」「ええ、ホント、
正式に決まったの!!」って喜んでいた場面ですね。
91-32.Maria Veilの店 (22-26ユニクロ)
この店は、美鈴が以前勤めていた日本のアパレルメーカーの
上海販売店です。この店は、茂名南路から瑞金路の間の淮海
中路南側にある店です。ROLEXの看板
91-33.麻里の勤める不動産屋 (8-20北海寧路58号)
永嘉路485弄「新甬房地産」テレビでの不動産屋の中は結構広
かったのですが、実際の店は、猫の額そのもの。その左奥に、
社長らしき男性が坐っていたのですが、その背中の壁の上部は
斜めに迫って来ています。その裏側は、後ろの家の階段なので
しょう。そんな狭さです。
91-34.永嘉路の家並み (25-20孔祥熙邸)
この不動産屋がある家並みの壁の色はサーモンピンクです。
そして、アクセントとして小豆色がチラホラ。この色の組み
合わせは永嘉路の家並みに多いのです。
永嘉路にある、その色の組み合わせの家を、いくつか撮って
きました。
91-35.静安別墅 (23-25大勝胡同)
この静安別墅は、1924年から1926年までの間に、
今の形になったようです。
北端が南京西路に接し、南端は威海路に接しています。
91-36.チェリー・ドラゴンの店と服 (77-9 田子坊の脇道)
チェリー・ドラゴンの服は田子坊にあるROUROUという店
にあるのです。
2008.12.18
■写真・文: 畔見 正人