武玉川を歩む
武玉川に舟を浮かべて江戸の夢

管理人 後藤 建坊

 川柳の源流の一つとされ、江戸の文化と知恵の詰まった 武玉川 (むたまがわ)を、楽しんでいます。
ここには 、その解釈や、その参考になるであろう文献や辞書などを載せています。

江戸時代の俳諧書なので、一部に不適切な記述がありますが、ご了承下さい。

最近の主な更新 更新日
武玉川 初篇・19 修正

'15.12.30

なんでもかんでも 追加 '16.5.17

長年掛かった武玉川の解釈も、2015.9.13で一応の完成を見た。
一応というのは、まだまだ不明な句があるし、解釈はしたものの、不十分であったり、間違いもあるものと思われからである。
今後は、初篇から見直して行くつもりである。

(画像をクリックすると拡大できる)
江戸時代の武蔵玉川
武蔵玉川(六郷川 舟渡)
繪本江戸土産』 歌川廣重画 江戸菊屋幸三郎(彩色本)より
原本は「東北大学付属図書館」 所蔵(掲載認可済み)

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武玉川の句のうしろに、『川柳と雑俳』、『楽しむ』、『とくとく清水』、 『選釈』、『江戸の夢』、『新折々-』、『わが-』、『年中行事』、『地名』 、『俗信』を 付けているのは、その句を載せている文献の略号で、詳細は参考文献 を参照のこと。
★ 2012.5.27より、新たに『俗信』(『江戸文学俗信辞典』)を加えた。
★ 2012.5.1より、新たに『地名』(『江戸文学地名辞典』)を加えた。


ごちゃごちゃして見にくい文字、たとえば、觹(けい)、鄽;(みせ)などは、 多くがUnicodeの文字で、拡大すると細部も正しく見えるようになる。
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 語釈について、手持ちの辞書類や Japan Knowledge のデータにないものについては、 (建坊) を語釈の後に付けている。


2014.1.31に『新撰川柳狂詩集』 塚本哲三編のデジタルライブラリを見つけた。
その一部に「武玉川選」のページがあり、武玉川の句が1358句載っていて、その一部に簡単なコメントが付いている。
それらを見てみると、一部には、よりよい解釈のヒントになるものもあり、今までの解釈を、随時、加筆・修正などする。
現在までに修正・加筆したもの:四篇・4六篇・3六篇・13七篇・16八篇・18九篇・26


2013年7月に、京都市の服部寛様より、「武玉川を歩む」の多くの句の記述に、たくさんのご指摘やご意見をいただきました。ほんとうにありがとうございます。
それらの句の記述を改めて読み直し、考察し直し、書き直すことにした。
それらの句はたくさんあるので、少しずつの修正になる。
現在までに修正したもの: 五篇・11二篇・14五篇・27五篇・33一一篇・17一一篇・20一二篇・28一三篇・27一三篇・36


2010.8.15より

 『川柳と雑俳 艶笑名句抄』に武玉川の十篇までの句が 160句ほど載っていて、短い解説が付いている。
そこに載っている句は、ほかの書籍では扱っていない句が多いので、参考になる。
 該当句の句末に『川柳と雑俳』と付けることにするとともに、当ページの解釈と照らし合わせ、 加筆・修正した。
 なお、同書には、艶笑名句抄の副題は付いているが、真面目な本で、副題は、正しくは、艶笑・名句抄 であり、かつ、それは一章の名前に過ぎない。
また、その章も、雑俳艶笑句のページが36ページあるだけで、残りの50ページは江戸座高点集に なっている。
 その中に「武玉川」はじめ「童の的」、「眉斧日録」という宝暦期(1751-64年)の高点句集の 中の句が短い解説とともに載せられている。
(「高点句集」とは何かについては「武玉川と川柳について」を 参照のこと)。


 2005年11月に、『誹諧武玉川*篇 輪講』(*は巻数、以後『輪講』と略記する)を 入手したので、参考にしている。

 同書は、『武玉川研究』を復刻したものであるが、詳しい説明は、 『誹諧武玉川 輪講』のページに記した。

 同書では武玉川の初篇から四篇までのすべて(一部に『武玉川研究』の落丁のためと 思われる欠損あり)と、五篇の途中までの句について解説が付いているので、 「武玉川を歩む」の中の句の後ろには同書名を付けていない。

ただし、「武玉川を歩む」の中では同書を『研究』として書いている。

 『研究』において、「秋農屋」の号は四篇九丁の途中で、 「塵山」に変えているが、「武玉川を歩む」では、すべて「秋農屋翁」で書いている。


 句に関してはできるだけ『誹諧 武玉川』全4刊、山澤英雄校訂、岩波文庫と 同じ表記になるよう心掛けた。
ただし、漢字一字の繰り返しに‘’や ‘ゝ’など‘々’以外の符号を使っている場合は、すべて‘々’に書き換えている。

 また、顔の意味で使われている㒵の 文字は、しばしば現れ、Unicodeで記述すると検索などに不便になるので、その異字体「皃」を 用いた。

 なお、〔しんにょう: 辶〕、〔しめすへん: 示、ネ〕などの偏の書体の違いは、基本的には、 区別していない。

 もし、誤植等にお気付きの節は、お知らせ頂ければ幸いです (メール)。


○で囲んだの数字について
 文献の紹介の際、とくに、辞典の表記では、○で囲んだ数字がしばしば使われていますが、 マッキントッシュなどのOSでは文字化けする恐れがあるので、すべて(1)、(2)などの表記を 用いています。


  『柳樽』の中の句を引用している場合、例えば 柳樽二・3  は岩波文庫本 (『柳多留拾遺』も含めて)の表記を示しています。
なお、表記は『柳多留』とはせず、『柳樽』としています。

 『武玉川』には、吉原に関する話題が多く出ますが、ご存知のように、 武玉川の時代の吉原は、いわゆる新吉原で、旧吉原が浅草寺の裏の方に移転したものです。

 「武玉川を歩む」では、原則として、単に吉原と書いてあれば、新吉原を指すものであり、 明確な区別が必要なときは、「新」あるいは「旧」を頭に付けます。


〔史〕 について
文献の表記を、『日本史伝川柳狂句』に倣ったことを示すとともに、同書に掲載されている句で あることを示します。


 解説文の引用の際には、その一部、送りがな、は行・わ行などは、現代仮名遣いに あらためています。
また、漢字についても、分かりやすくなる場合は、別の字、あるいは仮名にあらためた ところもあります。

 各句には、読み仮名を振りましたが、分かち書きは点訳法に準じて行いました。

 ただし、一般の人の便と、音声で聞き取りやすいことを念頭に置きましたので、 点訳法とは異なるところがあります。
【例】
・助詞:「目へ」→「めへ」、「夜は」→「よるは」
・長音:「艸履」→「ぞうり」
・熟語と数字:「一世一代」→「いっせいちだい」
・固有名詞またはそれに準ずる言葉:「須磨の浦」→「すまのうら」
・その他:「我が身」→「わがみ」、「目の前」→「めのまえ」、「してやられる」→「してやられる」、「気に入る」→「きにいる」など。
・一般的には熟語のように使われている言葉:「年の暮れ」、「年の瀬」。

 点訳法の語の区切りと音のリズム(五七五や七七)と合わない場合が少しありますが、 点訳法を優先しました。
 例1: 我分別のやうに薬湯  武初・35
は、七七に合わせれば、「わが ふんべつの ように やくとう」とするべきですが、 点訳法を優先し「わが ふんべつのように やくとう」としています。
 例2: 人の問ふ迄ハ思ひに蓋をして  武一〇・14
は五七五の句ですが、「ひとの とう までは おもいに ふたを して」ではなく、 「ひとの とうまでは おもいに ふたを して」としています。

 読み仮名の中には、二通り、あるいはそれ以上の訓みができる場合がありますが、 検索の便利なように、原則として、一種類のみを書きました。

例えば、「三味線」は「さみせん」ではなく「しゃみせん」に、「庵」は、二音の場合は、 「いお」ではなく「あん」に(2011.3.1より変更)(ただし、「我庵」は「わがいお」とした)、 また、「夫婦」は、「夫婦烏(めおとがらす)」のような「めおと」と 訓む方が自然な場合を除き、「ふうふ」に、統一しました。
「年明」は、「ねんあけ」としましたが、「年明き」とあるところは、「ねんあき」としました。


 「武玉川を歩む」を書き始めてから1年半ほどは、リンクに関し、管理者にメールして 許可をもらっていましたが、メールしても返事が来ない場合が多くありました。
参考にしたい、また参考にしていただきたいWebページがあまりに多数ありますので、 失礼とは存じますが、無許可でリンクを張らせていただくことにしました。

 外部リンクは、すべて別のウィンドウ(あるいはタブ)で表示するようにしています。

 もちろん、Webページの管理者のご迷惑にはならないよう気をつけますし、また、 リンク無用などの表示があるページはリンクしません。

 リンクは、参考にしている内容を探しやすいよう、本来の意味のホームページ (表紙のページ)にではなく、直接、該当のページにしています。
リンクしたい画像が、元のページの奥深くにあったり、沢山並んでいて探しづらそうな場合、 ごく一部に関しては、画像のみにリンクさせていただきました。

 リンクの件で、もし不都合などございましたら、 メールを下さるようお願いします。
ただちに、修正いたします。


「好み」について

 「武玉川 索引」には、筆者の好みで評価をしていますが、 それは、句を連句の中のものとしてではなく、独立句として鑑賞した場合で行っています。

 武玉川には、前句が載っていないので、そうするしかありません。

 なお、五篇の37-42のように、前句と後句のわかる紀逸の百韻独吟も一部にありますが、 他の句とのバランスを図るため、好みについては、やはり独立句として評価しました。


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