梨沢の紹介
最新情報(平成15年5月);七つ釜は回復していますが、釜を渉るには技術を要します。
大滝上部は倒木で河原が塞がれている所が多く、遡行するには困難・危険が伴います。
もし、歩く時は十二分な注意をして下さい。
増水時には遡行不可です。

大滝を登る

七つ釜を渉る
2003.5.10現在のPhoto
参考コースタイム
梨沢橋・15・郷蔵・65・大滝・85・七つ釜・15・二股・50・堰堤・20・281ピーク・10・保田見・60・梨沢橋(計5時間20分)
*梨沢橋までは自家用車かタクシー利用(上総湊駅)
*時間に余裕があれば、房州アルフス゚との組合せも可能
※房州アルプとの組合せも可能
上総湊を流れて東京湾に注ぐ湊川。その支流・相川は、源流部は梨沢と呼ばれている。
低山ばかりの房総で、沢歩きが楽しめる唯一の場所だ。しかしこの辺りは道標がない。地図が読める人向きだ。
 梨沢橋の手前で車を降りて橋を渡り、舗装された道路を上り気味に。右手の郷蔵に入る旧道を行くと素掘りのトンネルがあり、抜けるとすぐ河原へ降りる踏み跡が見えた。
 まだ紅葉には早かったが、川エビ、ハヤ、サワガニがおり、小鳥の声を楽しみながら沢を歩いた。足首まで水にぬらして進んで行くと、幾筋もの白い糸を引いた大滝が現れた。水しぶきを浴びて岩に刻まれた足場を登り、小さな流れを受けながら滝の上に立つ。なかなかの緊張感だ。しかし、もう一つ楽しみにしていた「七つ釜(がま)」は、流木と土砂に埋まっていた。釜や淵(ふち)を渡るスリルを期待していただけに残念だった。二股を右へ右へ進み、堰堤に突き当たった。
 カワセミ、キセキレイ、カケス、ウグイス、トンビなどの声が静かな沢にこだましている。
 低木を伝い、堰堤の上を左岸へ。尾根伝いに上ると、ほこらがあった。保田見の車道に出て、東京湾を隔てた北西に、横浜の視界が開けた。釜の台を通り越し、クリなどを拾いながら梨沢までのんびりと下った。
 2000年10月19日朝日新聞夕刊「ハイク&ウオーク」に投稿して掲載された文です。
その後、七つ釜の流木除去に、地元の鈴木さんや仲間が汗を流さ、完全に回復しました。