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日本拳法とは?

 日本拳法は、我が国で70年近い歴史をもつ格闘技です。

日本拳法は、日本古来の格闘技、すなわち柔術の技術の当身技を中心にしたものです。柔術は、投技を中心とする柔道、返し技、逆捕り技を中心とする合気道、当身技を中心とする日本拳法として普及されて来ました。

 その最も強力で危険な当身技を中心として、投技逆捕り技をも含め、防具を着装することにより、危険度をなくして、より安全に、そして実戦に近い状態で練習及び競技を行なえるようにしている、近代的な総合格闘技であります。

 日本拳法は、特定の大学生を中心とした格闘技スポーツとして行なわれてきましたが、21世紀をむかえようとするこのときにあたり対象を特定せず、広く少年、婦人、壮年、熟年層にも親しめるスポーツとして普及を図ろうとするものです。
 連帯感をはぐくむために行う救急法訓練、他のボランティア団体との交流と相互協力関 係をはぐくみ、併せて地域の方々と協力して行うゴミ拾い、緑の保護活動などを通して、人の役に立とうとする奉仕の心を育てます。


 
 「日本拳法は少林寺拳法や空手とはどう違うか?」との問いにしばしば接します。突く、打つ、蹴る。を練習するのだから、どれもが同じようなものであるといえるが、起源、沿革、技術、どの面をとらえても夫々に特色もあり、大いに異なるのです。

 日本拳法は字の如く、日本古来の格闘技から成っている点と、少林寺拳法、空手のように、中国拳法の技術から成っているものとの相違もあります。

 殊に日本拳法は防具を着装することで、安全にしかも思いっきり相手と撃ち合い、蹴り、投技や逆捕り技をも駆使出来ます。この思いっきり当てることが出来る点が、他の格闘技との一大相違点といえるでしょう。

 見た目では防具空手に共通するものがある。しかし、これらも思いっきり当てることはしないようだ。日本拳法の競技を防具なしで行ったなら、それは、古事記や日本書紀に見られる古代相撲そっくりになります。

 記録のうえで、古代相撲を起源とする我が国の格闘技術は、武士の鎧組打から柔道となり、現在では、返し技逆捕り技を中心とした合気道、投げ技を中心とした柔道、そしてこれらとは別に、力技を中心とした角力とに大別するに至り、それらでは危険であるとの理由から、突く、打つ、蹴る、などの強力な武技である当身技を禁止技として、一部高段者のみに形として伝えられているにすぎないのです。

 形練習だけでは習得し難いとされる、間合い、タイミング、撃力の加減が自得できるので、短期間である程度の技術を駆使できるようになる点が他の格闘技との違いという事になります。


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