定期的なカイロプラクティック治療
| 合衆国では、腰痛(後はLBPと表す)治療に関連した費用が年間合計で約1000億ドルになるとわかりました。 整形外科などで高額の治療費を支払えば慢性的な腰痛障害が治ると信じている人が多くいると思われます。しかし、研究結果はカイロプラクティック治療がLBP患者の一部分だけの痛みだけではなく、痛みが始まった1年後でさえ全快するということを示しました、。
最近の研究において、慢性かつ原因の特定されない腰痛が少なくとも6ヶ月続いている30人の患者を2つのグループに分けておこなわれました。 第一のグループは1ヶ月間カイロプラクティック治療を12回行ったのみで、その後9ヶ月は何もしませんでした。 第二グループは1ヶ月間12回治療を受け、翌月から9ヶ月は3週間毎に治療を受けました。 結果: 両方のグループ共患者全員最初の1ヶ月間12回の治療後に腰痛は減少しました。 しかしながら、最も大きい違いは治療結果の持続期間で見られました。 データの分析は、カイロプラクティック治療を受けた第二グループの患者では「障害レベルは治療初期の前より10ヶ月の期間の後にかなり低い」ことを示しましたが、第一グループでは、「平均的な障害レベルはそれらの治療前レベルに戻った」とのことです。 これらの結果に基づいて定期的なカイロプラクティック治療が、LBPの障害を減少させるだけではないことが明確になりました。LBPか他の機能不全や痛みに悩むならば、カイロプラクターはそれに有効な治療計画を立ててくれることでしょう。 参考文献:Descarreaux M, Blouin JS, Drolet M, et al. Efficacy of preventive spinal manipulation for chronic low-back pain and related disabilities October 24 2004 |
反復的作業疾患(RSI)の改善
| 反復的作業疾患(RSI)は、毎年何十万もの人々がかかっています。米国で仕事に関連する最も一般的な病気です。RSIはコンピューター従事に非常に多く関係し、症状としては首の痛み背中の痛み・肩こり、腕と手の痺れなどがあります。米国労働省は、手根管症候群や他の反復作業からくる症状が労働災害補償からはずされてから、年間200億ドル以上その治療費用が費やされていると報告しました。 「応用精神生理学」および「生体自己制御の最近の問題」で公表された一連の実験は、コンピューター作業に従事する人の姿勢をどのようにしなければないか、また、適切なトレーニングが、どのように職場のRSIの発生率を縮小することができるかを示しました。第1の研究では、18人のコンピューター・ユーザに、PCに取り組む間にそれらの筋肉緊張および呼吸レートを測定できるモニタリング・システムを取り付けました。モニタリング・セッションは、ユーザがPC作業中、辛くなった時肩を上げたり、さらに呼吸が早くなる傾向があると分析しました。筋肉グループのマウスを使用した手・上腕・肩・背中などのすべての筋肉緊張はとくに増加しました。さらに、ユーザはしばしば、休憩(緊張をほぐすことにより反復的作業疾患になる危険を回避する動き)をとらずに働き続けました。個別の実験では、研究者が、筋肉弛緩および呼吸技術についてコンピューター・ユーザのグループを訓練し、次に、トレーニングを受けなかった1グループの労働者とそれらを比較しました。 3つのトレーニングの後に、コンピューター・ユーザは、反復負荷が著しく減少し、訓練されていない労働者と比較にならないほどであることが判りました。訓練されたユーザは彼らの首および肩をしばしば緩め、胸式ではなく腹式呼吸し、頻繁に休憩をとりました。コンピューターを長時間使用するのでしたら、症状を軽減するためのいくつかのステップがあります(反復的作業疾患の危険)。規則的な休憩とそのときにはストレッチをしてください。人間工学に基づいた事務機器、オフィス用品に換えましょう。また、ワークスペースからRSIを維持するためにカイロプラクターに相談してください。 参考文献:Peper E、ウィルソンV(Gibney K)。ワークステーションの筋電図検査(SEMG)の統合:反復的作業疾患(RSI)の評価、処理および予防。応用精神生理学および生体自己制御。 |
「ベンチウォーマー」は腰に悪い
| 競技スポーツにおいて、バスケットボール、サッカーやバレーボールのように、控え選手(補欠選手)はゲーム中ベンチに座って待機しています。着席の状態が長いようですと腰痛を引き起こす要因になり得ます。特に背もたれのないベンチではその危険は大いにあり得ます。それは脊柱の靭帯および椎間板・脊椎自体に不安定な圧力が加わるためです。 プレーのためにウオーミングアップし、次にプレーまでベンチに座る選手は、その行動によって自分自身を危険な目に合わせているかもしれません。 9人の男性のバレーボール・プレーヤーが、腰部強度の研究ために検査を受けました。30分ほどのウォーミングアップの後と、さらに30分間のベンチ休息の後に再び検査を受けました。ポストウォームアップ強度を取るために前方への屈曲、側面の屈曲および後方への屈曲を測定しましたが、驚いたことに医学的な研究結果とスポーツサイエンスでの最近の研究結果は全く異なっていることもわかりました。 ウォームアップ直後に引き続きベンチ休息をすることは、腰部強度の低下になることがわかりました。しかし、横および後方への屈曲には影響はなかったそうです。しかし、ウォーミングアップにおいて背骨強度に関しては、プラスにもマイナスにもならないとわかったそうです。 控え選手がウォーミングアップの後に、ベンチに座る行為は脊柱の強度に影響を与えることはもちろん、試合中の傷害に結びつく可能性もあります。選手は筋肉をプレーに先立って暖かくしておくために、常にウオーミングアップし続けるべきでしょう。 参考文献:Guinan M, McGuckin M, Ali Y. The effect of a comprehensive handwashing program on absenteeism in elementary schools. American Journal of Infection Control 2002:30(4), pp. 217-220. |
カイロプラクティックのすすめ
| イギリスの医学雑誌で公表された研究によれば、アムステルダム調査チームは、少なくとも2週間首の痛みが続いている183人の患者に対して研究を実施しました。 患者(18-70歳)のうち、60人はカイロプラクティック治療、59人が物理療法、64人が一般整形外科医から治療を受けました。カイロプラクティック治療グループの患者のほとんどは他の2つのグループより早く、7週間後に「全快」しました:。カイロプラクティック治療を受けた患者の68パーセントは完全に回復しました。物理療法患者においては51パーセント。一般整形外科医で治療した患者では36パーセントが回復しました。 費用についてはどうであったか?6か月後に調査したところ、カイロプラクティック治療グループにおける治療コスト(治療費)は、物理療法や一般整形外科医の治療コストのおよそ3分の1でした。 カイロプラクティック治療では402ドル、物理療法では1,167ドル、一般整形外科医にいたっては1,241ドル掛かったそうです。 カイロプラクティック療法を用いて治療すれば、それは最も有効な治療方法であると言えます。またさらに、同時に治療費の削減にもなります。 参考文献:Korthals-de Bos IBC, Hoving JL, van Tulder MW, et al. Cost effectiveness of physiotherapy, manual therapy, and general practitioner care for neck pain: economic evaluation alongside a randomised controlled trial. British Medical Journal, April 26, 2003: Volume 326, pp. 911. |
坐骨神経痛、手術の効果がない例の多くは梨状筋症候群
| 〔ロサンゼルス〕 坐骨神経痛は過去75年間,ルーチン画像検査では疼痛の原因となる神経損傷が認められないことが多いにもかかわらず,一般に腰椎椎間板の損傷が原因であると考えられてきました。しかし,シダース・サイナイ医療センター,カリフォルニア大学ロサンゼルス校(ともにロサンゼルス),神経医学研究所(カリフォルニア州サンタモニカ)の研究者らがJournal
of Neurosurgery: Spine(2005; 2: 99-115)に発表した研究結果によりますと,MR神経造影という新しい技術がこの定説を打破するものと期待されているとのことです。今回の研究では,通常のMRIで異常と診断されなかったか,疼痛を緩和するための腰椎手術が奏効しなかった患者の大部分は,臀部の細い筋肉が坐骨神経を締め付けることにより生じる梨状筋症候群が下肢痛の原因であったことがMR神経造影により判明しました。 同博士らは,椎間板ヘルニアなど椎間板損傷の診断・治療を受けても症状が改善しなかった239例に対して,神経学的精密検査を実施するとともに,以前のスキャンや診療記録も徹底的に再調査しました。過去12か月以内のスキャン情報がなかった患者には,全員にX線スキャンとMRIスキャンを追加しました。7 例に椎間板線維輪の亀裂があり,のちに手術を実施し成功したことが判明しました。 残り232例にMR神経造影を実施して坐骨神経を評価しました。その結果,162例(70%)は梨状筋症候群でしたが,残りの70例(30%)は標準のMRスキャンでは確認されない神経,関節または筋肉の疾患をさまざまな部位に発症していました。 Copyright(c) 2005 Medical Tribune Inc. All Rights Reserved. |
危険なカーブ(脊柱側弯症)
| 母親は「姿勢を真っ直ぐにキチンとしないのはいけません!」と子供によく話すことがあります。母親が腹立たしいのは子供が落ち込んでいるような感じの姿勢でしょう。でもそれは10代の子供には極めて一般的です。しかし、母親が、子供の背骨が横に曲がっていることに気づいたならば、おそらく小言を言わないでしょう。母親は、子供をカイロプラクティック医院または病院へ連れて行くことでしょう。そのときに子供を診察したカイロプラクターまたは医師はその子供が脊柱側弯症であることを告げるでしょう。 脊柱の異常な湾曲には2つの基本タイプあります。そのひとつはカーブが長い「C」形の側弯症です。主に脊柱の一方の側の弱い筋肉が原因で起こります。このタイプは1950年代にポリオに罹った当時の子供によく見られました。脊柱側弯症のもうひとつは、「S」形です。これらのカーブについて重要なのは、どのような形(角度)にカーブしているかということです。脊柱が少しだけ湾曲しているならば、それほど心配することはないでしょう。しかし、それが大きく湾曲しているならば問題です。 脊柱側弯症は死に関わる病気ではありません。しかし、それは重要な健康問題となります。湾曲が大きいならば、脊柱はねじれることがあり、脊柱または脊髄骨の間から出ている神経に干渉することがあります。脊椎と肺と横隔膜の神経はかなり複雑に関係しあっていますので、側弯により呼吸困難を引き起こすことがあります。 6歳ごろから思春期初期ぐらいまでに脊柱側弯症が現れることが多いです。本人はそれが痛くないということから、最初は気付かないことが多いです。学校での視覚スクリーニング検査(モアレ検査等)によって見つかる場合が多いです。、しかし、決定的な診断は直立や前屈姿勢等、更には脊柱レントゲン検査をしてみなければなりません。 通常、整形外科では20度以下の角度では治療しません。医師は、湾曲位置を水平位置と比較することによるか、または体と90度の状態の床比較して、カーブの角度を測定します。その角度が20度を超えるのであるならば、治療や生活習慣のアドバイスは重要です。更に、角度が45度を超えると、これは深刻な問題となります。 脊柱側弯症の場合、カイロプラクターは普段の生活習慣のアドバイスを行い、椎骨または脊柱の機能を維持するよう手技で矯正をします。その場合使用されるテクニックには2通りあります。そのひとつは椎骨の関節を調整することです。どこで個々の脊柱が癒着しているか。癒着している場合多くの組織を操作することによって、全体の圧力をリリースしながら癒着を開放します。2つ目のテクニックは、筋肉と腱に対するテクニックです。通常カイロプラクティックの治療は多少強い圧力や摩擦で、個々の部分に正確に行なわれます。 脊柱側弯症がひどいとき、カイロプラクティック治療は筋肉に対する脅威と気づかないうちに起こる多くの組織への悪影響のためにはさらに効果があります。軽度から中度の脊柱側弯症の目安のひとつには、左右の脚の長さの違いがあります。カイロプラクターは、特に脚の長さと湾曲の複雑化な関係について多くの時間を割いて教育を受けてきています。 脊椎骨または筋肉とのアンバランスの癒着によって軽い脊柱側弯症が発症した場合、カイロプラクティック医院はこの疾患を治療することに対して最高の結果を出す医療機関です。 参考文献:John Hanks, D.C. is a board-certified chiropractic orthopedist and is certified as a chiropractic sports physician. He currently serves as the senior chiropractic consultant in the Department of Complementary Medicine, Kaiser Permanente, Rocky Mountain Region. |