第三部 彩色編

ここでは金継ぎを取り上げていますが、
彩色に使う材料によって金継ぎのほかにも、
銀継ぎ、銅継ぎなどがあります。

1)   バリをとります

カッターなどを使ってはみ出したパテを掃除します。
カッターのほかに
彫金などに使うインレイスパチュラという道具があると大変便利です。
サンドペーパーは陶磁器の表面を傷つけるので、
使用に際してはマスキングテープなどでしっかり養生してください。

金継ぎ 046.jpg

() 漆を塗ります

 パテの入った部分に漆を薄く塗り延ばしていきます。
厚く塗りすぎると硬化に時間がかかり、
また、金粉が沈んでしまい、漆の黒い肌が出てしまうこともあります。

 細かい部分を塗るには極細の面相筆が便利です。
漆に使うと消耗が激しいので、
私はアクリル製の安いものを使っています

金継ぎ 049.jpg
使用後はシンナーで洗い、サラダ油をつけて保管します。)


(
3) 金粉を蒔きます。

 漆を塗った部分が乾かないうちに毛棒(筆をほぐして洗い、ふわふわにしたもの)で金粉を少しずつ蒔いていきます。

金継ぎ 051.jpg 金継ぎ 052.jpg

蒔き終わったら、器をさかさまにして軽くたたき余分な金粉を落とします。
(写真では模型用の金粉−真鍮製−を使っていますが、
実際に純金紛を使う時には下にパラフィン紙を敷いて余分な金粉を回収します。)

 終わったら室(むろ)の代用品に入れ2,3日乾燥させます。

金継ぎ 053.jpg
これで完成です。




陶磁器修理料金表

接着と充填・成形

ひびが入ったり、割れたものを接着する
(割れ方、材料により割増)

 長さ五pあたり

   525
ひびや欠けをパテで充填する  1p角あたり   525

破片の欠損をあらたに成形する

(難易度により割増)

 1p角あたり  1050


彩色

 模造金粉(真鍮製)による金彩  1p角あたり   525
 純金粉による金彩  1p角あたり   1575



料金はすべて税込です。

この料金表以外の作業も御相談により受け付けますので
どうかお気軽にお申し付けください。

273-0116 鎌ヶ谷市馬込沢8-28-1 TEL&FAX 047-429-0380 

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