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Deep Blue ABS   太陽による方位角計算

Deep Blue ABS(以下、ABSと略す)は太陽観測による真北計算ソフトです。

Ver 7.00e 2013/04/01

2013/04/01

http://aclog1.home.ne.jp/cn.cgi?qdfkgdkeABSsite

News    2013年4月1日

Ver 7が完成しました。ABS-7 では今までに無い観測手簿の点検の為のチャートを見ることが出来るようにしています。太陽観測は特殊な観測です。それなりに観測ミスも生じる事が多いものです。

新しい機能であるチャートを使うと自分の間違いを分析する事ができ、次回の観測に役立てることができるようになります。

新しいVer 7 の新機能の詳細はこちら

今のメンバーの方はパスワード等、今までのとおりで使えます。ヴァージョンアップ方法はこちら

 

DB ABS201351日より価格を変更します。詳しくはライセンスを。

 


 Deep Blue ABS ver 7.00e (3.46MB) Down Load

上でダウンロードできます。但し、試供版(ライセンスレス)には計算編集、ファイル保存、印刷制限などがあります。

 

 

ライセンス取得についてはこちらをご覧ください。

 

太陽観測の方法(コツ)と注意事項

太陽観測と世界測地系

方位などに関するコラムを測量に役に立つ情報にアップしました。(2010/11/13)

 

信じられないミス

2010/11/12

最近、受託した建物表示(表題)登記で確認申請書に添付されている測量図(設計事務所がリメイクしていましたが)で真北(方位)が約30°違っているケースにぶち当たりました。検査する役所にも責任があると思いますが...。

当然黙認したのですが、真北の計算には充分気をつけるべきです。(木を見て森を見ず)

 通常、太陽観測で真北を計算する場合、標準偏差は10秒以内に必ず入ります。それ以上あった場合は再測も考えるべきでしょう。問題はその後です。上のようなミスは観測した点とバックに使用した点の取違い、若しくは実際に観測した点ではなく、別の境界辺などに置き換えて真北方向を表示する場合などで生じます。

最終的に作る真北説明図は地形図、或いは、国土ポータルなどの公的機関の方位がはっきり分かる図面で自分が作成した方位と検証すべきです。

測量のヒントに書いているような方位角、方向角、真北方向角、方位や方位記号の描き方の正しい知識をしっかり身に付け、取り返しのつかない過ちを犯さないようにしましょう。

私の周りの土地家屋調査士は平面をおろそかにしがちの傾向があります。他の図面でも確認出来るように平面の地形(特に道路線形)をしっかり取っておくと上の確認が容易になります。

私は自分のテリトリーの範囲の地形図は地理院発行の最大縮尺のもの(1/2.5万〜5.0万、都市部は全て1/1万、でも古いものが多い)を全て揃えています。

今はネットで経緯度や方位に関する充分な情報を得る事が出来ますのでそれで充分と思います。

その場合、面倒でも必ず紙に落とすべきです。

磁北と真北の間違い

2012/09/06

またしても建築確認の図面(作成者不明)での真北と磁北の間違いに出くわしました。

 ある確認添付図面より抜粋

上の例は西編7度の意味を知らないのか、真北と磁北が逆になっています。「西編」というのは真北から見て磁石が西を指すという意味です。図のような東偏を指す場所は現在の日本ではありません。

正しくは、下図のようになると思います。

RealNM.jpg

ひょっとすると、この図面の作者は磁北を観測してきて、そして磁気偏角の7度を補正して真北に見立てているのかもしれません。だとすると恐ろしい事案です。まあこのような安易な間違いを見つける事が出来ない建築審査にも問題がありますがこれは職業人のモラルの問題です。

実はこの件で建物表示(表題)登記を出したんですが、方位がずれていると、補正(事後補正)に掛かりました。私はこの図面の方位は信憑性がないとみて、公図の方位を採用したのですが、確認申請添付図の方位と比べて少しずれる、と言われました。電話で説明したのですが、受領に行ってみると補正解除されていました。しかし登記所がここまで注意深く事案を精査している事に少し嬉しくなりました。

この磁気偏角は1日を通して変化しています。特に朝方は不安定になると言われています(夜は安定に入る)。また大きな構築物にも影響を受けます。特に都市部では正しい磁気偏角は得られないと考えた方が無難です。

ABSを使えば簡単に成果を作成出来ますが、基本的な知識はキチンと入れておきましょう。

公共座標から真北を得る

測量の範囲に公共座標の基準点が存する場合、それが複数点あればそれを使って真北を計算出来ます。ただ3.11の大震災以降、この震災の影響を受けた地区の殆どの基準点が影響を受けました。管理する自治体では随時再測や再計算を行い、使えるものから順次公開を始めていますが、4級以下の基準点はまず使い物になりません。

2、3級の基準点で既に成果を公開していれば基本的に使えますのでその成果に記載された真北方向角を基に真北を取得する事は可能です。

ある基準点から別の基準点を見た時の角度は座標計算で求めた方向角です。方位角を出すにはその角度に真北方向角を足すだけで計算出来ます。非常に簡単に計算できますので公共座標系を取り込んだ座標系であれば太陽を観測する必要はありません。

 

真北方向を計算する事はそれ程難しい事ではありませんが、方向角と方位角、或いは磁北、これらの事が正しく頭に入っている必要があります。一度自分の図面に真北を描き込んだら他の資料でその真北の値が正しい事を確認して外部に出すようにします。一度出てしまうとこの手のミスは大きな弊害を起こす事もあります。充分に注意して取り扱うようにしましょう。

 

【動作環境】

 Windows 2000, XP, Vista, Win7で動作します。

 (Win8での動作確認は行っていません)

 

その概要

DeepBlueシリーズのABSは以下のような特徴があります。

 

1. 10対回まで入力可能

2. 一般的なこの手のプログラムでは不可能な午前9時をまたぐ観測でもOK

3. 面倒な成果品作成作業が一発で可能

4. 手簿の様式も太陽を11視準、12視準どちらにも対応

5. 良くある観測ミスの対回も残差で簡単に見分けられ、採用、不採用が簡単に選択できる

6. 不採用対回の処理も斜線処理、非表示処理から選べます

7. 現場で使う観測手簿も印刷可能

8. 内部計算、観測点の緯度、経度の秒の桁数、時刻の秒の桁数など様々な設定が可能です

9. 角度入力が汎用の測量ソフトよりやり易く、しかも表示は’103025’と表示します

10.理科年表のデータストックが出来、成果品を同時印刷が出来ます

11. 観測手簿をグラフで表すチャートフォームを新設、観測の成否を確認できます。

 

 下のように午前9時をまたぐ観測も計算できます

9時をまたぐ観測の場合、均時差、視赤緯を前日、当日、翌日の全部を入力する事が必要です。

これを計算させると、下のような計算結果を表示します。

観測手簿を作成していれば、以下のような成果簿を簡単に印刷できます。

ABS_Sieka1.jpg

上の項目を入力データから自動で作成印刷する事ができます。理科年表(予めスキャンしておきます)が同時に印刷できる事が特徴です。

上の手簿、位置データなどを入力すれば納品する成果が簡単に印刷されます。後は真北説明図を作り、製本するだけ、大幅な効率アップが図れます。

 

手簿の種類

手簿は2種類用意しています。空手簿を印刷しておけば現場で使えます。(M – S)S、つまり太陽を視準する時、1回視準と2回視準が選べます。

TuiView1.jpg 太陽1読定

TuiView2.jpg 太陽2読定

下の太陽2読定観測は厳密な観測に用いるものです。このABS2読定観測を可能としています。

但し、建築の為の真北計算でしたら1読定で充分かと思います。使用目的によって使い分けて下さい。

 


 計算に関する設定などは以下のとおりです。

 

 ABS_Set1.jpg ABS_Set2.jpg

太陽による方位角計算に関する機能はほぼ網羅しています。

 


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