盤面を書く時に新聞や将棋雑誌などに用いられている「成銀」「成桂」「成香」といった合成文字を作成します。基本的にはコピー&ペーストで作りますが、どうやって潰れた字を描くか、というのがテーマになります。ここでは「成銀」の字を作ります。
2つの画面がある方が作業しやすいので、ここではその方法を記します。「ウィンドウ(W)」→「参照(R)...」として、逆さ字を作るの項で馬の字を呼び出したのと同じ要領で、「成」の字を呼び出します。

左が編集画面(こちらで外字を作成する)、右が参照画面です。右側の「成」を左にコピーします。左側にあるアイコンの下から3番目(長方形選択)を押し、青線のあたりを選択して「編集(E)」→「コピー(C)」して、編集画面(左側)をクリックして、「編集(E)」→「貼り付け(P)」で貼り付けます。(勿論、Ctrl-C、Ctrl-V も使えます)
余白は後で調整できるので、参照画面で文字を選ぶ時に上下の余白を含まないように選んでおくといいでしょう。

貼り付けた画面で、図のように選択範囲の下の点をドラッグして上に持っていくと上下に潰れた文字になります。選択範囲の中心部分をドラッグすると、全体を移動することもできます。

以上の手順を、「銀」の字でも同様にして編集画面の下半分に潰れた字を入れます。途中、「成」と「銀」の字が重なり合いますが、気にせず作業をしていれば大丈夫。これで、「成銀」の字を作ることができました。

ここで保存したら、「ツール(T)」→「反転と回転(F)...」として、180度を選ぶと後手の成銀も完成です。「編集(E)」→「コードを変更して保存(A)...」で保存しましょう。
以上のようにすれば3つの文字を合わせた合成文字 ―下記のような将棋世界風の「ナリ銀」― も作ることができます。

作成した外字は、IME の場合は、「がいじ」と入力して F5 キーを押すことにより呼び出すことができます。単語登録もしておくと良いでしょう。
ATOK の場合は、外字の呼び出し方法を参照してください。(私は ATOK を使っていないのでわかりませんが…)