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Data 09/3/3更新


韓銀の戦い 韓国ウォン 2008年6月27日推移
 アメリカのドル防衛宣言以降、ウォン防衛の孤独な戦いを続けている韓国銀行が、本日も為替介入で必死の抵抗を。しかし、これはあまりにも露骨では。。。



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韓国ウォン 2008年5月16日〜21日
韓国ウォンは、2008年2月21日になかなかダイナミックな動きをし、どうやら韓国銀行による為替防衛が行われた様子です。



『韓国当局がドル売り/ウォン買い介入実施=外為市場関係者
http://jp.reuters.com/article/marketsNews/idJPnTK818610720080521
[ソウル 21日 ロイター] 市場関係者らによると、21日の外為市場でウォンの対ドル相場<KRW=>が2年半ぶり安値に下落したことを受け、韓国当局がドル売り/ウォン買い介入を実施したもようだ。
 0026GMT(日本時間午前9時26分)現在のウォン相場は1050.0/50.5ウォンで、前日終盤は1050.3ウォン。
 午前の取引では一時1057.2ウォンまで下落し、2005年10月24日以来の安値を付けた。』

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韓国の対外債務・債権推移 2007年第一四半期〜2008年第三四半期
 韓国の2008年第二四半期 対外純債務国転落は、どうやら免れたようです。本当に首の皮一枚という感じですが。
 韓国の純債務国転落は、恐らく2008年8月だと思います。

(単位 億ドル)
Class 2008年第一四半期 2008年第二四半期 2008年第三四半期
対外債務 4,138.0 4,197.6 4250.9
 短期対外債務 1,764.7 1,756.5 1894.2
 長期対外債務 2,373.3 2,441.1 2536.6
対外債権 4,269.6 4,224.8 3999.9
対外純債権 131.6 27.2 ▲251
外貨準備高 2,642.5 2,581 2,397

(単位 百万ドル)
Class 2007年第一四半期 2007年第二四半期 2007年第三四半期 2007年第四四半期
対外債務 281,700 311,625 342,853 380,665
 短期対外債務 128,690 137,530 146,304 158,747
 長期対外債務 153,010 174,095 196,549 221,918
対外債権 377,322 390,473 404,504 415,486
対外純債権 95,622 78,848 61,651 34,821
外貨準備高 243,920 250,700 257,290 262,220

情報ソース KOSIS
       Bank of Korea

本件に関する朝鮮日報の記事

韓国、8年ぶり純債務国に転落へ

 企画財政部は20日、韓国が通貨危機から脱却した2000年以降、8年ぶりに純債務国に転落する見通しとなったことを明らかにした。
 純債務国とは、政府や企業が外国に貸した対外債権より外国から借り入れた対外債務のほうが多い状況を指す。対外債務が増えたのは、銀行の為替先物取引と債券投資目的の1年未満の短期借り入れが急増したためで、現時点では危機的状況に陥る可能性は低いが、企画財政部は「管理が必要だ」としている。

 対外債権から対外債務を差し引いた純対外債権は2005年に1207億ドル(約12兆5000億円)に達したが、昨年末には348億ドル(約3兆6000億円)まで急減し、今年に入っても減少が続いている。このまま推移すれば、6月ごろには対外債務が対外債権を上回る状況となる見通しだ。

 企画財政部の崔重卿(チェ・ジュンギョン)第1次官は「当面は危険はなく、悪性の状態とはいえないが、(債務が)累積すれば悪性化することもある」として、対外債務の増加に歯止めをかけるための対策を模索していく考えを示した。

 信用格付け大手の米スタンダード&プアーズ(S&P)は昨年10月、韓国の金融機関による対外債務が増加しており、金融セクターの潜在的リスクが顕在化すれば、政府の財政負担が増大するマイナス要因になる」と指摘していた。

 韓国政府は銀行の短期対外債務に問題はないとの立場だが、国家信用度に悪影響を与える恐れがあり、特定金融機関に対外債務が集中した場合、国際金融市場の変動に伴い償還繰り延べができなくなるなどの問題が起きる可能性もある。


純債務国に8年ぶり転落、対外純債権−251億ドル
 韓国が8年ぶりに純債務国に転落した。韓国銀行が28日に発表した9月末国際投資対照表(速報値)によると、対外債権から対外債務を引いた対外純債権はマイナス251億ドルで、6月末の17億ドルから268億ドル減少した。

 対外純債権がマイナスとなり純債務国に転落するのは、2000年第1四半期(マイナス58億4000万ドル)以降初めて。対外債権が6月末の4223億4000万ドルから9月末には3999億9000万ドルと223億5000万ドル減少した上、対外債務が4206億4000万ドルから4250億9000万ドルに44億4000万ドル増えたことが原因となった。

 対外純債権は2006年第1四半期に1303億2000万ドルでピークに達した後、昨年第1四半期には956億2000万ドル、ことし第1四半期には131億6000万ドルに縮小した。

 韓国銀行は、外国人の株式投資減少で対外資産が減少し純債務国となったが、返済負担のない外債(1112億ドル)を除くと対外純債権は861億ドルと集計されるため、表面的な純債務数値を指して心配する必要はないと説明した。

 対外債務のうち、9月末現在の短期外債は1894億2000万ドルで6月末から129億4000万ドル増加した。長期外債は84億9000万ドル減の2356億6000万ドル。これにより、短期外債が対外債務全体に占める割合は3カ月前から2.6ポイント上がり44.6%となった。

 流動外債(短期外債と、長期外債のうち1年以来に満期が到来するもの)は2271億2000万ドルで、6月末から62億9000万ドル増加した。対外債務全体に占める割合は52.5%から53.4%に拡大している。


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これってもしかして、通貨危機?それともただの、ウォン安?

各国通貨(対ドル)比較 2007年12月18日〜2008年3月17日
 円が対ドルで日々最高値を更新している間、ウォンは相変わらず対ドルで下げ続けています。
 08年03月17日時点の終値は、1ドル1028.8ウォン 前日比+30.8(+3.09%)ンと、一気に四桁に乗せました。

 下の比較図と同じく、↑が通貨安、↓が通貨高を示します。
 円(ピンク)やスイスフラン(緑)が対ドルで12%も上げている中、韓国ウォン(青)は10%以上も下げているのです。しかも、ここ数日は二次関数のような曲線を・・・。

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いよいよKRWが洒落にならない状況になってきました。

各国通貨(対ドル)比較 2007年12月15日〜2008年3月14日
 円が対ドルで100円を切りましたが、相変わらず韓国ウォンは、そのドルに対してさえ下げ続けています。
 08年03月14日時点の終値は、1ドル998ウォンと、一気に四桁に迫りました。

 下の比較図とは異なり、↑が通貨安、↓が通貨高を示します。
 円(黄色)やスイスフラン(緑)が対ドルで10%も上げている中、韓国ウォン(青)は7%以上も下げているのです。しかも、ここ一ヶ月で加速度がついて下落しているのがお分かり頂けると思います。

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最近(08年03月)のドル安は凄いですが、実はそのドルに対してさえ下げている通貨があります。
それが、KRW(韓国ウォン)です。

各国通貨(対ドル)比較 2007年12月9日〜2008年3月8日

 三ヶ月間の各国通貨(CHF=スイスフラン、JPY=日本円、AUD=オーストラリアドル、EUR=ユーロ、GBP=英国ポンド、KRW=韓国ウォン)の対ドルの推移を表にしてみました。韓国ウォンは三ヶ月間で、対ドルで4.2%ほどの下落になっています。



 過去(08年03月07日から)三ヶ月間の各国通貨の対ドル推移を見ると、様々なことが読み取れます。
 日本円は確かに対ドルで円高にはなってますが、スイスフランやオーストラリアドルも同じくらい上げています。英国ポンドは一時は下げていましたが、だいぶ復活してきました。ここに掲載した通貨では、韓国ウォンのみが対ドルで大きく下げています。
 しかし、世界には韓国ウォンなど問題にならないほど、この三ヶ月間で対ドルで下げた通貨があります。
 韓国ウォンを、代表的な新興高金利通貨であるNZD(ニュージーランドドル)やZAR(南アフリカランド)と比較してみます。


 くどくどとコメントしませんが、一言だけ。FXはほどほどに。

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わたしのホームページと言えば、まずはこれを載せないことには話しにならないでしょう。
斜め上方向に突っ走る、偉大なる隣国の国際収支です。
大韓民国 国際収支 2008年11月〜2009年5月
単位 億ドル
国際収支 2008. 11 2008.12 2009.1 2009.2 2009.3 2009.4 2009.5
経常収支 19.1 8.6 -13.6 35.6 66.5 42.5 36.3
貿易収支(FOB) 8.4 15 -14.6 31.1 69.8 61.3 50.2
貿易収支(通関) -0.1 5.4 -33.5 28.9 42.6 57.5 48.4
 輸出(FOB) 296.3 274.8 226.7 252.7 304.1 302.7 279.3
  輸出(通関) 288.4 271.2 213.7 254.1 280.5 303.8 281.5
 輸入(FOB) 287.9 259.8 241.3 221.6 234.3 241.4 229.1
  輸入(通関) 288.5 265.8 247.2 225.2 237.9 246.3 230.9
サービス収支 -1.3 -15.2 -7.1 -5.3 -6.5 -11.1 -14.7
 サービス収益 56.8 61.4 51.2 47.4 50.1 46.6 43.5
 サービス支出 58.1 76.6 58.3 52.7 56.6 57.7 58.2
所得収支 7.2 5.8 5.6 4.8 -2.2 -8.6 3.6
 所得収益 14.9 18 12.2 10.7 11.7 13.4 12.4
 所得支出 7.7 12.2 6.6 5.8 13.9 22 8.8
経常移転収支 4.7 3.1 2.5 5 5.3 0.8 -2.8
 経常移転収益 13 13.6 11.6 12.2 13.7 10.8 8.4
 経常移転支出 8.3 10.6 9.1 7.2 8.4 10 11.2
資本・金融収支 -121.4 -48.3 48.6 -29.8 -27.1 21.6 67.2
 直接投資収支 -2.1 -1.9 -0.5 -5.5 -5.9 0.8 -2.6
 証券投資収支 -31.4 -10.1 60.1 1.6 -23.1 71.3 42.7
 金融派生商品 -15.6 -35.1 -2.5 -23.2 -23.2 -6.8 13.4
 その他投資収支 -74.4 -2 -9.9 -6.1 22.7 -45.3 12.7
 資本移転収支他 2.1 0.9 1.4 3.4 2.4 1.6 0.9
外貨準備増減 109.0↓ 31.0↓ 44.9↑ 12.6↑ 32.7↑ 54.4↑ 102.5↑
誤差脱漏 -6.7 8.7 9.9 6.7 -6.7 -9.6 -1
情報ソース Bank of Korea

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大韓民国 国際収支 2008年6月〜2008年10月
単位 100万ドル
国際収支 2008. 6 2008. 7 2008.8 2008.9r 2008.10
経常収支 1,824 (2,451) (4,696) (1,350) 4,753
貿易収支(FOB) 3,479 301 (2,803) (890) 2,626
貿易収支(通関) (461) (1,935) (3,826) (2,196) 1,212
 輸出(FOB) 40,712 42,326 36,772 38,161 37,980
  輸出(通関) 37,308 41,094 36,642 37,442 37,172
 輸入(FOB) 37,234 42,025 39,576 39,051 35,355
  輸入(通関) 37,769 43,029 40,441 39,637 36,121
サービス収支 (2,126) (2,456) (2,000) (1,236) (55)
 サービス収益 6,355 6,774 6,580 6,466 6,782
 サービス支出 8,481 9,231 8,580 7,702 6,839
所得収支 827 240 325 792 1,411
 所得収益 2,135 1,769 1,356 1,838 2,205
 所得支出 1,308 1,530 1,031 1,046 793
経常移転収支 (354) (535) (218) (17) 771
 経常移転収益 993 1,179 957 1,055 1,745
 経常移転支出 1,348 1,714 1,175 1,072 974
資本収支 (3,992) (5,775) 5,325 (4,777) (24,835)
 直接投資収支 (739) (1,214) (7437) (327) (199)
 証券投資収支 (5,696) 8,856) (567) (3,346) 5,173
 金融派生商品 (28) (707) 1 (2,764) (3,912)
 その他投資収支 2,561 5,180 6,743 1,592 (26,247)
 資本移転収支他 (91) (178) (110) 68 351
外貨準備増減 1,042↓ 9,171↓ 1,215↑ 4,927↓ 19,988↓
誤差脱漏 1,158 (946) 586 1,994 628
情報ソース Bank of Korea

 韓国銀行が発表する国際収支の項目を若干修正しました。資本収支の中に「金融派生商品」が追加され(どちらかというと、これまで「金融派生商品」がなかった事がおかしいです)、輸出・輸入について、FOBのみならず通関(CIF)ベースがの金額が追加されました。貿易収支(通関)は、わたしが追加しました。
 ご覧頂くと一目瞭然ですが、韓国はFOBベースでは辛うじて貿易黒字ですが、通関ベースでは貿易赤字を続けています。今年に入り、韓国は5月を除き、全ての月で貿易赤字を続けているわけです。
 また、ウォン安の脅威に対抗するために、韓国銀行が通貨防衛の為替介入を続けているため、毎月外貨準備高が減少しています。下↓の「大韓民国 国際収支 2007年10月〜2008年5月」も合わせてご参照ください。
 それにしても外貨準備高の七月の減少額はすごいですね。しかも、またもや双子の赤字です。もはや、この経常収支と資本収支が同時に赤字になる、極めて珍しい現象を「韓国型双子の赤字」と命名してもよさそうな気が致します。
 8月は何とか双子の赤字を免れた韓国ですが、9月はまたまた双子化してしまいました。

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大韓民国 国際収支 2007年10月〜2008年5月
単位 100万ドル
国際収支 2007. 10 2007. 11 2007. 12 2008. 1 2008. 2 2008.03 2008.4 2008.5
経常収支 2,461 1,505 (814) (2,751) (2,350) (111) (1,563) (377)
貿易収支 3,638 2,644 443 (1,095) (599) 476 1,651 613
 輸出 36,061 35,940 33,766 34,544 31,340 36,990 39,140 38,418
 輸入 32,423 33,296 33,323 35,639 31,939 36,002 37,843 37,850
サービス収支 (1,417) (1,459) (1,240) (2,138) (2,250) (680) (980) (1,167)
 サービス収益 5,833 5,823 6,060 6,197 5,443 6,516 6,348 6,709
 サービス支出 7,249 7,282 7,300 8,335 7,693 7,196 7,328 7,877
所得収支 503 423 412 768 701 219 (1,932) 459
 所得収益 1,798 1,621 1,893 1,719 1,755 2,908 1,995 1,758
 所得支出 1,295 1,198 1,481 951 1,054 2,689 3,927 1,298
経常移転収支 (263) (103) (429) (286) (203) (125) (303) (282)
 経常移転収益 1,025 1,146 811 1,026 919 1,049 1,034 1,011
 経常移転支出 1,288 1,249 1,240 1,312 1,121 1,174 1,336 1,293
資本収支 (1,913) (1,499) 1,215 171 (370) 388 (387) (1,250)
 直接投資収支 (4,440) (1,726) (1,258) (2,489) 304 (2,605) (1,912) (263)
 証券投資収支 154 (2,902) 3,344 (3,925) (3,614) (1,628) 3,572 7,343
 その他投資収支 2,538 3,203 (791) 6,689 3,039 4,657 (1,959) (8,277)
 資本移転収支他 (165) (74) (80) (104) (98) (35) (88) (55)
外貨準備増減 848↑ 494↑ 1,043↑ 1,436↓ 1,703↓ 711↓ 2,411↓ 2,265↓
誤差脱漏 299 488 642 1,144 1,017 (988) (461) (637)
情報ソース Korean Statistical Information Service

 2007年12月から、韓国の貿易収支の悪化が顕著になり、2008年1月はついに貿易赤字となりました。2月も貿易赤字は続き、当然ながら、経常収支は3ヶ月連続の赤字です。3月は辛うじて貿易収支が黒字化しましたが、経常収支はやっぱり赤字でした。
 決して輸出が増えていないわけではないのですが、資源高の影響を受け輸入額が急増したためです。合わせてウォン安も進行し、韓国の輸入物価は98年以来の急速な伸びを見せました。対円で急落しているドルに対してさえ、ウォンは弱含んでおり、なかなか厳しい状況であることを窺わせます。
 2008年2月は、ついに資本収支までも赤字になり、経常収支赤字+資本収支赤字の「後進国型双子の赤字(命名:現代経済研究院)」を達成(?)しました。
 2008年4月も、2月に引き続き双子の赤字です。ウォン急落(世界的に落ち続けるドルに対してさえ、下落)の中、韓銀は為替防衛の介入(手持ちのドルによるウォン買い)を続け、外貨準備が減少していくからこそ起きうる珍現象です。殆ど見られない国際収支の双子の赤字が、今年既に二回目です。
 更に更に、2008年5月まで双子の赤字に!貿易赤字が(CIFベースで)赤字状態の中、為替防衛で外貨準備を取り崩しまくっているので、当たり前なのですが。しかし、双子の赤字が常態化してしまった国というのは、ちとわたしの記憶にありません。Dynamic Korean Economyといったところでしょうか?

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大韓民国 国際収支 2007年10月〜2008年4月 図表版
単位 100万ドル


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大韓民国 国際収支 2001年〜2008年
単位 100万ドル
国際収支 2001 2002 2003 2004 2005 2006 2007 2008
経常収支 8,033 5,394 11,950 28,174 14,981 5,385 5,954 (6,410)
貿易収支 13,488 14,777 21,952 37,569 32,683 27,905 29,409 5,990
貿易収支(通関) - - - - - - - (13,260)
 輸出 151,478 163,414 197,289 257,710 288,971 331,842 378,982 433,430
 輸入 137,990 148,637 175,337 220,141 256,288 303,937 349,573 427,430
サービス収支 (3,872) (8,198) (7,424) (8,046) (13,658) (18,961) (20,575) (16,730)
 サービス収益 29,055 28,388 32,957 41,882 45,129 49,891 63,034 75,990
 サービス支出 32,927 36,585 40,381 49,928 58,788 68,852 83,609 92,720
所得収支 (1,198) 432 326 1,083 (1,563) 534 769 5,110
 所得収益 6,650 6,900 7,176 9,410 10,432 14,547 19,327 22,730
 所得支出 7,848 6,467 6,850 8,328 11,994 14,014 18,558 17,620
経常移転収支 (385) (1,618) (2,905) (2,432) (2,482) (4,093) (3,649) (770)
 経常移転収益 6,687 7,314 7,859 9,151 10,004 9,588 10,934 13,640
 経常移転支出 7,072 8,932 10,764 11,583 12,486 13,680 14,583 14,410
資本収支 (3,391) 6,252 13,909 7,599 4,757 17,972 6,232 (50,930)
直接投資収支 1,108 (224) 100 4,588 2,010 (4,540) (13,697) (10,590)
証券投資収支 6,583 709 17,907 8,619 (1,728) (22,746) (19,093) (15,370)
その他投資収支 (10,351) 6,854 (2,699) (3,856) 6,815 48,384 41,412 (10,600)
資本移転収支他 (731) (1,087) (1,398) (1,753) (2,340) (3,126) (2,390) (40)
金融派生商品 - - - - - - - (14,330)
外貨準備高増減 7,576↑ 11,799↑ 25,849↑ 38,711↑ 19,806↑ 22,113↑ 15,128↑ 56,450↓
誤差脱漏 2,934 154 (10) 2,938 68 (1,244) 2,942 890
情報ソース Korean Statistical Information Service 韓国銀行

 2004年をピークに下落傾向にあった経常収支ですが、07年は少し挽回したように見えます。が、実際には12月からの貿易収支赤字化(CIFベース)を受け、07年12月、08年1月と連続して赤字化しています。(08年2月29日現在) 2008年の通年での経常収支赤字化は、かなり濃厚と言えます。
 資本収支の方ですが、直接投資と証券投資が06年から共に赤字化しているのが目を引きます。韓国への投資縮小及び韓国企業の海外投資活発化の中、その他投資収支(海外からの融資等)により収支を補っている様子が窺えます。


大韓民国 国際収支 1991年〜2000年
単位 100万ドル  ☆アジア通貨危機
国際収支 1991 1992 1993 1994 1995 1996 1997 1998 1999 2000
経常収支 (8,417) (4,095) 821 (4,024) (8,665) (23,120) (8,287) 40,371 24,522 12,251
貿易収支 (6,904) (1,907) 2,150 (3,017) (4,365) (15,077) (3,256) 41,665 28,463 16,954
 輸出 70,546 76,210 82,098 94,983 124,934 130,038 138,731 132,251 145,375 176,221
 輸入 77,450 78,117 79,948 98,000 129,298 145,115 141,986 90,586 116,912 159,267
サービス収支 (2,153) (2,884) (2,126) (1,801) (2,979) (6,179) (3,200) 1,024 (651) (2,848)
 サービス収益 10,014 10,722 12,950 16,805 22,827 23,412 26,301 25,565 26,529 30,534
 サービス支出 12,167 13,605 15,076 18,606 25,806 29,592 29,502 24,541 27,180 33,381
所得収支 (164) (396) (391) (487) (1,303) (1,815) (2,454) (5,638) (5,159) (2,421)
 所得収益 2,912 2,450 2,509 2,835 3,486 3,665 3,878 2,675 3,245 6,375
 所得支出 3,075 2,845 2,900 3,322 4,788 5,480 6,333 8,313 8,404 8,797
経常移転収支 803 1,091 1,188 1,280 (19) (49) 623 3,320 1,869 566
 経常移転収益 2,837 3,239 3,382 3,672 4,104 4,279 5,288 6,737 6,421 6,500
 経常移転支出 2,034 2,147 2,194 2,392 4,123 4,328 4,665 3,416 4,552 5,934
資本収支 6,412 6,587 2,741 10,295 16,786 23,327 1,314 (3,197) 2,040 12,110
直接投資収支 (309) (433) (752) (1,652) (1,776) (2,345) (1,605) 673 5,136 4,285
証券投資収支 3,055 5,803 10,014 6,120 11,591 15,185 14,295 (1,878) 8,676 11,998
その他投資収支 3,995 1,625 (6,047) 6,264 7,459 11,085 (10,768) (2,162) (11,382) (3,557)
資本移転収支他 (330) (407) (475) (437) (488) (598) (608) 171 (389) (615)
外貨準備高増減 1,143↓ 3,708↑ 3,008↑ 4,646↑ 7,045↑ 1,389↑ 11,922↓ 30,975↑ 22,983↑ 23,771↑
誤差脱漏 862 1,217 (554) (1,625) (1,076) 1,182 (4,949) (6,200) (3,579) (590)
情報ソース Korean Statistical Information Service

 1991年から2000年までの韓国の国際収支も、なかなか興味深い。何しろ、1997年にアジア通貨危機が起きたため、それまでの数年とその後の数値が劇的に変わっている。
 例えば、1997年まで貿易赤字だった韓国が、1998年にいきなり貿易収支が黒字化した。これは別にいきなり輸出が好調になったわけではなく、通貨暴落で輸入が激減したためである。
 あるいは、1997年頃から翌年に掛けて、所得収支の赤字額が急増している。これは通貨危機後のIMF管理の時期に、韓国の多くの企業が外国資本の手に落ち、海外への配当金の支払が急増したためと思われる。同じ時期に、資本収支の中の直接投資収支がいきなり黒字化している。つまり、IMF管理期に海外から韓国への直接投資が急増し、結果的に海外への配当金支払が増え、所得収支赤字が急増したのである。
 あるいは、資本移転収支(他)が1998年だけ黒字(つまり赤字ではない)だが、ウォン暴落により韓国人の海外への移民が減少したために、資本移転収支がこの年だけ赤字ではなかったのではないだろうか?
 国際収支は各国と海外とのお金の流れを表すので、各年の数値を並べただけで、様々なことが読み取れる。

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