493 名前:痴漢男 ◆FYqCtG1B42 :04/11/26 23:30:58 ID:eFWcCkpk
オケ、じゃあいつもの調子で

最初にも書いたけど、一回関西に電話したら(勘違いに最初にかける勇気はなかった)
「今着替えてるから」
と言われ、性欲をもてあましつつも一時停止。
頭を整理しつつ携帯の前で正座していると・・・

プルルルル

ガッ!

バッ!!

パカッ!!

着信「勘違い」


アレ?

498 名前:痴漢男 ◆FYqCtG1B42 :04/11/26 23:33:58 ID:eFWcCkpk
でももう待たすわけにはいかない、今日の俺は一味違うぜ!!

「はい、もしもし?」
「あ、痴漢さん?」
「うん、そうそう。」
「電話くれましたよね。出れなくてすいません」
「いいっていいって。バイトだったんだったら仕方ないって。」
「はい・・・」
・・・
・・

キター
いつもコレだ。勘違いと、というかあっちから話題がなくなると、ヒキで、話すだけで
いっぱいいっぱいな俺は会話がなくだんまりだ。
だが、今日の俺は一味違うぜ!しっかり謝るのさ!!

503 名前:痴漢男 ◆FYqCtG1B42 :04/11/26 23:37:50 ID:eFWcCkpk
「あの・・・ですね」
「はい?」
「いやー、あのスプレーとかさ・・・秋葉原・・・」
「ああー」

やっぱり微妙な返しだ。全く気にしてないという理想的な反応ではない。
つまり、予定通りだ。

「なんかさ、ごめんね。」
「・・・」
「俺、防犯グッズとかたくさん売ってるところって秋葉原しか知らなくてさ。
自分が平気で言ってる所だから、あんま勘違いさんとか関西の事とか考えてなかった。
考えたらずでしたっ!ごめんなさい!」
「・・・」
「・・・」
「・・・ぃゃ(超小声)」
「は?」
「いや、そんなに謝られても困るっていうか・・・」
「はい。」
「私もビックリしちゃって、全然話したりできなかったし・・・」

506 名前:痴漢男 ◆FYqCtG1B42 :04/11/26 23:40:58 ID:eFWcCkpk
「いや、本当に俺の考えが足りなかったんです。
本当に俺、気が回らなくて・・・ああいうところに連れて行くもんじゃないですよね。」
「そんな気にしなくても大丈夫ですから(かなり小声)」
「でも、本当にすいませんでした。」

なんか思い出してみると、俺謝ってばかり。警察で二人っきりになったときのメガネみたいだ。
とりあえず、そこからちょっとしたよそよそしい雑談をした。

「あ、勘違いには・・・?」
「え?あ、まだ・・・」
「じゃあ代わりますね。」
「え?あ?」


ま、まだ心の準備が!!

512 名前:痴漢男 ◆FYqCtG1B42 :04/11/26 23:44:31 ID:eFWcCkpk
むっさ汗かいて身構える。
なんか、勘違いは関西にゴチャゴチャ言ってる。
どうやら、俺が電話してきた理由を話しているようだ。


「オス」
「お、オス」
「元気か」
「あ、ああ!元気だ」
「そうか」
「そうだ」

なんだコイツ

「で?」
「は?」
「何か言うことあるんでしょ?」
「はい、あります・・・」
「聞いてあげる」
「ごめんなさい」
「よし」

518 名前:痴漢男 ◆FYqCtG1B42 :04/11/26 23:49:04 ID:eFWcCkpk
スマソ、>>506については脳内変換よろしく

関西は、気にしているのかあんま気にしていないのか、よくわからん反応だった。
もしかしたら実は秋葉原の事むっさ怒ってて、さっき受話器の向こうで
「関西、痴漢さん、すごい謝ってるから、あんまり怒らないであげてね」
とか言ってたのかもしれない。

「いやー、スゴかったな。」
「秋葉原?」
「驚いたよ」
「・・・ごめんなさい」
「百聞は一見にしかずってヤツだね。」
「全くもってその通りで・・・」
「あのポスターとかって、平気でそこらへんに貼ってあっても平気なの?」
「・・・まあ、子供が遊びにくる街ではないし・・・」
「女の子も結構いたよね?」
「・・・まあ、最近は女のオタクも増えてるし・・・」

とにかく秋葉原について聞いてくる関西を平身低頭で迎え撃つ(解説してるだけ)俺様。

525 名前:痴漢男 ◆FYqCtG1B42 :04/11/26 23:53:53 ID:eFWcCkpk
ひとしきりの話が終わった後で

「いや、でも本当にスマン。俺が知ってる防犯グッズがたくさんある所って言ったら、
あそこしか思い浮かばなかったんだよ。
でも、女の子を連れて行くような場所じゃなかったよな。本当、ゴメン。」

テンプレに沿って謝る。

「しつこいな。もういいって。」
「あー、うん。ありがとう。」
「それよかさ、アンタ買って上げたカギのあるじゃん。」
「カギの?」
「あの、開かないようにするやつ。」

詳しくは言えないが、俺が勘違いに買った、ピッキング対策グッズだ。
なんか容易にカギをあけられなくする代物という説明を読んで、買ったもの。
「取り付け簡単!!」って書いてあった。

536 名前:痴漢男 ◆FYqCtG1B42 :04/11/26 23:58:00 ID:eFWcCkpk
「ああー・・・あれが何か?」
「昨日ねー、二人でがんばってみたんだけど、アレつけらんないのよ。」
「マジで?不良品?」
「違う。あの、五角形みたいな螺子みたいなのあるでしょ?アレをまわせないの。」
「五角形?螺子?・・・・・ナット?」
「そう!ソレ!!」
「え?大体そういうの、なんか回すやつが同梱されてない?サイズが合ってるやつが。」

ここでスレにレンチの質問

「それがね、何もなかったんだよ。」
「マジか。」
「結局取り付けられなかったんだよ。」
「でもアレってべつに、ペンチで回してもいいんじゃない?」
「それも試したんだけどね・・・」


どうやら、かなりキツク閉めないと引っかかって機能が果たせない仕組みらしく、おまけに金属が弱いので、
あまりにペンチでやると、カドがつぶれてダメになってしまいそうだというらしい。

548 名前:痴漢男 ◆FYqCtG1B42 :04/11/27 00:03:06 ID:Sr9K8F1y
「でさ、アレってなんか、サイズ関係ないのあるじゃない。」
「あの、よく洋画で殺人道具として使われるやつ?」
「それ!回すと径が狭まるヤツ。」
「ああ、あるねー。」
「痴漢、オタクだからプラモデルとか作るでしょ?」
「実家では結構作ってたけど・・・」
「アレ、持ってない?」

っていうかレンチやスパナを使うプラモデルなんてどこにあるのかと小一時間・・・

「え?わかんない・・・っていうか関西、お前バイク持ってるんだったらそれぐらい持ってるだろ?」
「探したけどわかんないの!バイクだってアタシがメンテナンスとかしてるわけじゃないもん。」
「ちょっとまってて、探す・・・」

そこでアッサリ見つけるのが痴漢クオリティ

569 名前:痴漢男 ◆FYqCtG1B42 :04/11/27 00:07:03 ID:Sr9K8F1y
因みに、この時点でVIPは落ち状態。
さっきからアダルトサイトの無限広告ウィンドウを手動で完全停止させた俺の右腕が
更新ボタンを神の速度で連打しているのだが、一向に更新されない。
精神の拠り所を失い、慌てつつも関西に応対する俺。

「あったよ。」
「マジ?貸してよ!!」
「いいけどさ、いつよ?」
「ちょっと待って・・・」

また背景でなにやら話している。どうやら勘違いに了承を取っている様子

「もしもし?」
「はいはい。」
「明日は大丈夫?」
「明日?何時?」

またまた背景でry

「昼前くらい!」

明日も十時から深夜バイトだ。
でも、それまでに睡眠時間を調節すれば良いだけのこと。睡眠薬もあるしな。

582 名前:痴漢男 ◆FYqCtG1B42 :04/11/27 00:10:17 ID:Sr9K8F1y
「そのくらいなら、大丈夫。」

願っても無い。汚名挽回のチャンスだ。
関係ないが、名誉挽回が間違いなんだっけ?

「じゃあ明日十時くらいに勘違いの家ね。」
「おー・・・・・おお!?」
「え?ダメ?」

な、なんだってー!?

「え?ドコで?」
「知ってるでしょ?前に行ったじゃん。」
「え?勘違いさんの家?」
「そう、勘違いの。ダメ?忘れた?」
「おお・・・いや、覚えてる。」
「じゃあ大丈夫ね?」
「うん。」

た、大変だ

598 名前:痴漢男 ◆FYqCtG1B42 :04/11/27 00:13:51 ID:Sr9K8F1y
「あ、あと執事もいるけど、大丈夫だよね?」
「大丈夫大丈夫。」
「そんな長い時間じゃないからさ。取り付けだけしてあげてよ。」
「俺にできるかどうかわかんないけどな。」

その後、詳しく話を聞いて、大体どんな仕組みなのかを理解した。
たぶん、俺の持ってるので大丈夫だろう。

「じゃ、明日ねー。」
「あ!ちょ、ちょっと待って!」

ここで言わなくては!!

614 名前:痴漢男 ◆FYqCtG1B42 :04/11/27 00:18:05 ID:Sr9K8F1y
そう、スレで言われていた・・・雑談電話orメールの最後にチョロっと謝るのがナイス・・・と!!
俺も「ソレダ!!」と膝を叩いたもんだ・・・

「何?」
「あの・・・しつこっいしつこっえいしついおいけど(むっさ咬んだ)」
「はい、噛まない、噛まない。」

流石関西。普通の女ならそこは気づかないフリして流す所なのに・・・そこにシビれる!憧れるぅ!!

「ごめん、あー、うん。ゴホン。」
「早くしろよ」
「うん、しつこいけど、秋葉原はホントゴメンな、関西達の事、あんま考えてなかったみたいだ。」
「女心?」
「そう、ソレ。」
「だからモテないんだよ。」
「ゴメン。」
「じゃあ、明日電話すっから。」
「あ、うん。」


と、電話終わった後に
「ぃよぉおおおっしゃー!持ち直したーーーー!!」
と、布団の上でドタバタやって、隣の部屋から
バァン!!
と壁を叩かれた俺が今ここにいる。


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