| エジプトのジョーク النكت المصرية |
| アラブの指導者の話 |
あるアラブの国の大統領が魔法のランプを見つけ、それをこすった。するとそこから悪魔が出てきて、こう言った。「御用はなんでしょうか?」
大統領は言った。「悪魔さんよ、私は国民にあらゆることをしてきた。言ってくれ。私ができるなにか新しいことを。」
悪魔は言った。「それだけですか。簡単です。耳を貸してください。ひそひそひそ・・・・」
大統領は言った。「なんだって、それでは子供の遊びじゃないか。口ばかりだ。」
すると悪魔は言った。「では、これではなく。耳を貸してください。ひそひそひそ・・・・・」
すると大統領は言った。「見かけは悪魔だが、冗談じゃないぞ。」
悪魔は言った。「承知しました。この考えはお気に召さないようで。では、これになさいませ。ひそひそひそ・・・・」
すると大統領は言った。「いやはや、そんな姿をしていながら、悪さについては何も知らないようだ。耳を貸しなさい。さあ私のほうが教えてやろう、国民に何をしているかを。ひそひそひそ・・・」
すると悪魔はおののき、こう言った。「なんてことを!神をも畏れぬとは!」
| 娘婿を試す姑の話 |
ある母親が自分の三人の娘の夫がどれほど自分を愛しているか、試そうと考えた。
長女は母親を連れて、夫と避暑に出かけた。母親が海でおぼれたふりをすると、娘の夫は駆けつけ、彼女を救い出した。
すると次の日、家の前に車があるのを見つけた。そこには「あなたを愛する姑からのプレゼント」と書かれていた。
母親は同じことを次女にも行った。おぼれたふりをし、そうすると娘の夫が彼女を救出した。
次の日、家の前に車がやってきて、それには「あなたを愛する姑からのプレゼント」と書かれていた。
母親は末の娘と出かけた。そしておぼれたふりをした。誰も、そして娘の夫もやってこず、結局母親は死んでしまった。
翌日、家の前にイタリアの高級車ランボルギーニーがあるのを見つけた。そこには、「あなたを愛する舅より」と書かれていた。
| エジプト政府に感謝する魚の話 |
ある漁師が大きな魚を一匹手に、妻のところへ戻ってきたという。
彼は妻に、油で魚を揚げてくれるるよう頼んだ。すると妻は、油の値段が上がってしまって、内には油がないからと言って断った。
そこで漁師は、では焼き魚にしてくれと妻に頼んだ。すると妻は、ボンベ入りガスの値段が上がっているからと言って断った。
そこで漁師は、(トマト)ソースで料理をしてくれと頼んだ。すると妻は、トマト1キロの値段が5ポンドにもなっているからと言って断った。
漁師は怒って、その魚を再び海に投げ返した。するとその魚は水の中でこう叫んだ。「エジプト・アラブ共和国政府万歳!」
| 不眠症の男の話 |
ある男が不眠症になり、眠ることができなかった。
ある友人が彼にこう言った。「ぼくは絶対に眠れる方法を知っている。1から500まで数えるんだ。」
男は、友人の言うことを信じて疑わなかった。夜になるとすぐにベッドに行き、数を数え始めた。「1、2、・・・」
199まで来た時、眠気がやってきた。そこで男は顔を洗い、ベッドに戻って最後まで数を数えた。
| 旅先から妻にメールを送る夫の話 |
ある夫婦が結婚20年で、かつてハネムーンをすごしたホテルに泊まり、海辺で夏を過ごすことにした。
しかし妻は忙しく、夫がひとりで先に行き、彼女は二日遅れて彼に追いつくことになった。
夫がホテルに着き、部屋に入ると、部屋にはコンピューターがあり、インターネットに接続されていた。そこで彼は妻を安心させようと、妻にEメールを送ることにした。
メールを書き、妻のメールアドレスを記入したのだが、彼はアドレスを1文字、書き間違えてしまった。
当然、そのメールは他の人のところへ行ったが、たまたまそれがその日亡くなった夫を葬って帰ってきたばかりの未亡人だった。夫を亡くしたばかりのその女性は自分のコンピューターを立ち上げ、お悔やみのメールを読もうとしたのだが、気を失って倒れてしまった。すぐに息子が入ってきて、母親を気づかせようとしたが、彼女の意識は戻らなかった。
息子が母親のコンピューターを見ると、次のようなメールが来ていた。
「愛する妻へ、無事に着いた。インターネットで知らせを受け取れるなんて、驚くだろうね。
今はこっちにもコンピューターがある。だれでも家族や大切な人に、毎日できごとを知らせることができるんだ。
まだ到着して1時間だけど、すべて準備は整っていると思う。あとは二日後に君が来るのを待つだけだ。
とても恋しいよ。会いたい。ぼくの旅と同じように、君の旅もスムーズに行くように祈っている。
ついでに。あまりたくさん服を持ってくる必要はないよ。ここの暑さはすごい、地獄さ!」