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小田急ロマンスカー「あさぎり」号

(新宿〜沼津)




小田急ロマンスカーの「あさぎり」号は、新宿から町田・本厚木を経由して、新松田駅の近くにある松田駅からJR御殿場線に入り、御殿場を経由して沼津までを結ぶロマンスカーの愛称です。


運行の歴史

 小田急線と御殿場線との直通列車の歴史は、1955年に新宿〜御殿場間の気動車準急列車「銀嶺(ぎんれい)」と「芙蓉(ふよう)」の2列車にてスタートし、その後1959年には特別準急列車の「朝霧」と「長尾」が登場し、現在の内容に近い4列車の体制になりました。これらの列車には小田急のキハ5000形列車が使用され、当時非電化だった御殿場線への乗り入れ用として活躍しました。その後1968年7月には御殿場線の電化によってキハ5000形車両からSSEロマンスカーの3000形車両に譲り、同年10月には御殿場線内の種別が「準急」から「急行」へと変更されたとともに、小田急側からは「連絡急行」と変更されました。
 その後、1991年3月16日にはRSEロマンスカー20000形車両ならびにJR東海の371系車両の登場に伴って、「急行」から「特急」に格上げとともに、運行区間を御殿場から沼津まで延長され、現在へと至っています。


現在の運転内容と使用車両

 2011年10月現在の運転内容は、1日4往復の内容で新宿から沼津までを結んでいます。「あさぎり」にて使用している車両は1991年3月から小田急20000形「RSE」(写真左)とJR東海の371系車両(写真右)が使用され、1・4・5・8号は小田急車両、2・3・6・7号はJR車両にて運用されていますが、JR車両が1編成しかない為に、車両検査時などの時は全て小田急車両にて運行されます。
 これらの車両には3号車と4号車には2階建車両が連結されており、2階部分ではJRでは「グリーン車」に対して小田急では「スーパーシート」と呼ばれていますが、料金などの内容的にはグリーン車と同じになっています。

 


「あさぎり」の特急料金

 「あさぎり」号の特急料金は松田駅(新松田駅)を境に、小田急線と御殿場線の特急料金ならびに運賃を合算するかたちとなっています。


利用の際の案内

  • ロマンスカー利用の際は運賃のほか、特急券が必要になります。(特急料金および運賃は上表のPDFを参照)
  • 基本的には全車両座席指定になっていますが、6号車に限り、御殿場〜沼津間は自由席になります。(この場合の特急料金は310円になります。)
  • 子供の特急料金については半額になっていますが、スーパーシート料金およびグリーン席料金は、大人・子供同額です。
  • 6歳未満については無料ですが、座席を使用する場合は子供の運賃、特急料金が必要になります。
  • グリーン席およびスーパーシート席の利用の際には運賃、特急料金のほか、グリーン料金およびスーパーシート料金が必要になります。
  • 御殿場線内の特急料金は通常期の内容で、繁忙期は200円増し、閑散期は200円引きになります。(繁忙期は3月21日〜4月5日、4月28日〜5月6日、7月21日〜8月31日、12月25日〜1月10日。閑散期は1月16日〜2月末、6月、9月、11月1日〜12月20日の期間の月曜日〜木曜日<祝日は除きます。>)
  • 御殿場線内や小田急線と御殿場線との連絡で特別席(スーパーシートおよびグリーン席)を利用する場合、特急料金は通常期の特急料金から510円引きになります。

「あさぎり」号停車駅

  • 新宿 ― 町田 ― 本厚木 ― 松田 ― ※(駿河小山) ― 御殿場 ― 裾野 ― 沼津
※駿河小山駅には1号・3号・6号・8号が停車します。


今後の予定

 前述のように1991年3月から小田急20000形車両とJR371系車両にて運用されていますが、このうちJR371系車両は2012年3月をもって運行を終了し、団体専用列車に改造される予定で、以降は小田急車両だけで運行されることになります。


外部リンク